タイトルの後ろに「ホームズ」をつけた人。 同士よ、こんなところにいたのか(笑)
でも名作だよねぇ、あれは。ジャンルがジャンルでなければ、みんなにオススメしたいのだが……おまけに絶版だしなぁ……(ものすご〜く、凄く遠い目)
閑話休題。
ウチのサイトのリニューアルを計画し、ちびりちびりと作ってる最中なのですが。 久しぶりにプロフィールを書こうと思ったら、無駄に長くなってしまい。 まあ、そうそう修正する場所でもないし、これぐらいでいいか〜と思ってる今日この頃。 好きな音楽、好きなTV(というか、特撮/苦笑)、好きな小説家なんぞを書いていった先に……。 何を血迷ったか、好きな画家を追加してみたり。
日記で何度か書いてますが、自分、ダリが好きだったりします。 ダリの作品の、ダブルイメージの手法とか。 「ナルシスの変貌」なんかはまさにそれで。 タイトルが読めないし日本語タイトル忘れちゃったんだけど(苦笑)この絵とかも好きな部類。 カマンベールチーズや柔らかい時計やアリンコだけが彼じゃない(笑) 何よりも、彼の生き方や精神の方が興味深いんですけどね。作品より、彼自身が作品って感じで。 もちろん、彼に全く才能がなかったわけじゃないだろうけど、何よりも「天才を演じきった男」として凄いと思うのですよ。
でも、彼より大好きな画家がいて。 その御方を紹介したこと無いなぁ〜と。
知る人は当たり前に知ってる、後期ゴシックのヒエロニムス・ボスっていう画家さんなんですが。 知ってる人ならすぐに、私が好きだということに納得してくださるに違いない(笑) ダリも影響を受けてるみたいですが、彼とはまた違った意味で大好き。
なにがって、その想像力が。 その化物の造形が。 それなのに人間くさい化物が。 いや、人間くさいが故に愛おしい? 自分なんぞ、この画家が抱くある種の人類愛を感じさえしてしまうのですよ。
有名な「快楽の園」の「音楽地獄」も嫌いじゃないし、地獄の責め苦を受けている人間も苦悶らしい苦悶の表情はあまり見られないんですけど、やっぱり凄惨なところがあるでしょう? その分だと思うんですが、特に「聖アントニウスの誘惑」に出てくるクリーチャーが、ファンタジック&ビューティフル(?)で輝いて見えますよ。 悪夢もまた夢なり。
で。 そんなマイフェイバリットなボスさんを紹介するに良いリンクは……と探していたら。 そんな愛らしい(個人差有り)化物たちを、フィギュアにしてる企業が外国にあるとな! しかも、Bunkamuraで買えるとな!
こんなフィギュアが!
……。 …………。 ………………。
高ッッ!!!!
「Fish With Mast」とか「Bird With Letter」「Monster Playing The Harp」ぐらいなら飾っても家族に文句いわれなさそうだけど、他のになると大分人を選ぶしなぁ。 (「Ear With Knife」なんて、絶対に嫌がられる) 弟はともかく、家族は私の悪趣味な部分を知らないし(苦笑) それにしても大部分を「聖アントニウスの誘惑」からチョイスしてるのは個人的に拍手喝采なのだけど、ある意味一番危険なモンスターだろうと思われる、聖アントニウスの隣にいるピンクのドレスの女がフィギュアになってないのはどういうことだ?(いいがかかり) ドレスの裾がトカゲ系のしっぽにしか見えないので、自分解釈ではクリーチャーなんだが。 それと、かの有名な「Tree Man」が安っぽいのだが……(大泣き)
と、まあ。 長く当サイトと自分におつきあいくださってる方はご存じかと思いますが。 自分、あまり売り物に文句を言うタイプではないのです。 それだけ、どれだけ思い入れがあるかわかっていただきたい(笑)
それにしても、当サイトのリニューアル後の新プロフィールページ。 まるで私がナンセンスモンスターと不条理系ドロドロメキョメキョグチャグチャ好きみたいになっちゃったなぁ……orz いや、嫌いじゃないんだけどさ。
あらためて、自分の趣向の偏りを感じただけで……orz
少しだけ言い訳させてください。 自分は人間の想像力を愛してます。 良き夢も悪しき夢も、それを見て表現できる人間を尊敬しています。 それ故に、人間に絶望しつつもどこかで人間の良識を信じたりしてます。 根拠なんか一つもないのにね。 そういう意味ではおめでたい人間です。 それだけは確かです。お間違いなきよう。
(いやぁ、今回の分を書き始めたときには、こんな真面目なシメになるとは思わなかったなぁ/笑)
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