やっちまった。
高校時代の私には、友人というか不思議な相手がいまして。
文芸部の部長だった私が掛け持ちで運動部をやっていたものですから(っていうか、くじ引きで決まった部長だったので、誰でもよかったんですよ)、発行する部誌は編集長がやっていたんですね。 伝統的に編集長は部長が兼任することになってたんですが、私の代で変わりました(そして次の代で復活していたわけですがね)
その、編集長だった人です。
「その人と私」を称し「ミ○ライと○シオカ君」とか呼ばれてましたっけ。
エリクソンの青年期におけるアイデンティティの危機や統合に苦しんでいた高校時代の私は、その言葉にとても安心したもんです。 ナンバー2として存在したいと願い、支えられる相手が欲しかったんですね。 そして、その人はその頃の自分にとってとても理想的な依存対象だったわけです。 運良く、相手もつるむ相手がいる状況に満足してくれていたようで。
少し話がそれますが、築音さんと私は以前「ホー○ズ世界の人物を一人欲しいといったら誰?」という馬鹿話をし、私は「ホー○ズ」、築音さんは「ワ○ソン」と答えてました。実に性格の現れている答えです。
さて。 そんな私の友人(仮にHさんとしよう)。 このHさんと私、大学時代までは年1ぐらいで電話でやりとりしたり遊びに言ったりしていたんですが。 私が筆不精だったりする間に、年賀状だけの相手になっておりまして。 互いに居場所は知っていても、近況報告をせずに5、6年……。
で。
突然電話されても、築音さんとまちがっちゃうじゃないですか、Hさんッッッッ!
(築音さんとは、大学時代にいろいろあって、暴言で冗談を言い合う仲なのですが)
Hさんはアレですからッ! 心の中を会社で喩えたら社長ですからッ!
Hさんが「今やってる仕事やめて、私の事業手伝わないかな?」って言ったら、手伝っちゃいますからッ!(ある意味言いかねない人)
『もしもし〜』 「あああッ!」 『あ、わかった?』 「わかるよ〜、声でわかるに決まってんだろッ!」 『あははは、そうかぁ』 「なんだよぉ〜、こんな時間に何の用だようぉ〜」 ↑築音さんだと思って、気が大きくなってる っていうか、築音さんとの会話も、いつもこんな風に始まるし(涙)
誰かこの会話の記憶を、Hさんと私の脳みそから消してください(土下座)
間違いに気づいた時、マジで心臓やばかったですよ……。 ……下僕っていうな、弟ッ!(いや、ある意味その通りだが)
で。
Hさんがらみで、またちょっと遠出する事になりそうです。一泊ぐらいですが。 うーん。 今年は旅が多いなあ……予定が狂いそうな事も(涙)
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