先日に続き、都内で得た物をピックアップ。 特に今回は、ついに念願の「すぐそこの遠い場所―The dictionary of Azoth」を手に入れた記念に、ウチのサイト名とも関連の深い三つを取り上げてみたり。
 新版 クラウド・コレクター
 すぐそこの遠い場所―The dictionary of Azoth
 クラウドコレクター
アゾットの辞典はもっと早く買っておきたかったです。 「詩神D」はすぐにあの人だとわかりましたが、まさか「6Hの詩人」の伝説がちゃんと手帳版にあるあのエピソードの変形だとは……(確認してドキドキ) DからGへの手紙は、手帳版を読んでから読むとちょいと涙腺に来ます。 辞典の方ではクラウドコレクターが○○○なってるし(個人的にかなり泣けてなぜか納得した) 22番目とか、そのネーミングとか。 とにかく、ワンセットで読むべきというか、辞書だけじゃ面白み半分というか(試みとしては辞書だけでも十分面白いですが)
やっぱり、22番目の壜に詰められているのはシュールサイレンスなんでしょうかね?(いきなりCDの話)
過客≒異星人に置き換えられたCDの異質な表現の感覚、現実感のなさ。小説から影響を受けて作られた曲なので、全部読み終わってから聞くと感慨もひとしおでした。
あらためてオススメ。ええ、きっぱりです。 個人的な趣味で言わせてもらえれば、昼下がりにロシアンティーかアイリッシュコーヒーで楽しむ読み物です(ムアコックはスコッチを飲みながらですが)
で。 ちょっと疑問。読んだ人にはわかる話だと思うんですが。
「語る=ゴンベン+吾=ゴンベンは私」と解釈を試みたのですが。
ダメですかね?(誰に聞いてるんだ?)
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