弟と飯を食いに、ちょっとだけ遠出をしました。 ジイサンの病院から車で30分ほどの場所にあるうどん屋で、我が家からは約一時間の距離にあるもんですから、弟に紹介する機会がなかったんです。これぞいい機会とやらじゃないかと。
上手いうどんを食った後、弟がボソリと 「海、行ってみていいかな? 久しぶりに見てみたい海岸があるんだ」 その辺りの街は、弟の、最近連絡の取れない友人たちの生まれ育った街で、弟もちょくちょく遊びに来ていた界隈だったんです。 その事は知ってたんですが、まさかその側の海に来ていたとは。 ……地図の読めない”男”のはずなのに(ちょっと驚き) 「すっごく小さい入り江で、全然人がいなくて、箱庭みたいでのんびりできる場所なんだよ」 「ふーん……いいんじゃない? 私も今年はまだ海見てないし」 こうして、予定になかった海へ。
が。 空き地に車を停めようとしたら 「あれ?」と私。 「どうした?」 「……駐車場700円? 看板あるよ?」 「え? そんな事無いよ。前も適当に停めてたんだから」 「でもほら、そこの小屋のお兄さん(海人風日焼け済み)、こっちみてるよ? 駐車場の管理人さんなんじゃない?」 「……じゃあ、もっと埠頭よりに行ってみます」 「おい、弟よ! 海水浴場って看板あるよ!」 「えええ!!! そんなバカな! いつも人いないんだってば」 「あ、小学生集団発見!」 「うわぁ〜家族連れだ〜(棒読み)」
埠頭に車を停める頃には、完全に海水浴場の光景。
「あー、そうかー(棒読み)」 「どうした、弟よ」
「オレ、ここに冬にしか来た事なかったっけ……」
「あー」 納得。冬には海水浴場じゃなくなってるから、ただの小さな入り江状態なのね。海水浴場の看板も小さいし、空き地を管理人さんが見張ってる事もないのね。
数分ほどブラブラと小学生専用状態の海水浴場を散策。浜は小さいし、危険遊泳域までの幅も狭いから、小さい子を連れてくるのに最適なんですね。
なんだかちょっとがっかり顔の弟くんでした。
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