ここ二日三日、入院している祖父の見舞いに祖母を送って行きます。 先週までは週にニ三回だったんですが、最近の祖父、ご飯を食べる気力すらないようで、低血糖のせいなのか眠り続け、さすがに私の父(この祖父の息子)も危機感を持って毎日夕飯を食わせに行く事を決意したんですね。 スプーンを持つ気力がないみたいなんで、スプーンにご飯を乗せて口にもっていくと、ちゃんと食べるんですよ。 で。 昼飯を食わせる為に(他にもいろいろ雑用があるし)、祖母が病院へ行く事に。
(私が行けばいいという意見もありましょうが、私も自分の人生かかってる試験に備えなければなりませんので……)
片道三十分。見舞いに行って病室に滞在している時間を含めると、一時間半。 その後、夕刻には父親達を迎えに行って、そのまま祖父の病室へ。迎えに行く時間などを含めると二時間から三時間。 一日のうち、三時間半は祖父の為に動いていることになります。 二週間後には試験なんで、体力的にも精神的にも少々辛い展開です。
それでも、目に見えて衰弱した祖父を放っておけない、ある種の阿呆が私でもあります。 こんな自分のアホさ加減が、自分は嫌いじゃありません。 四、五年後あたりに思い出したりして、時々自己嫌悪になるくらいなんで、今は気にしません。
そんなんで、必要に駆られて「ジョブ:バイパス走行(70km)」を身につけました(病院に行く為に使用) 今まで55〜60キロ走行の安全運転人間だったんですがね……。
さて。そんな祖父の妻、つまり私の祖母は、なぜか病院に見舞いに行くのが嫌らしく、何度も何度も説得してやっと三時間、ベッドの側にいてくれるといったところ。 祖母も微妙に呆けてきてるので(それでいて変にしっかりしてるところがあったりするので)、いろいろと困ったりしています。
ところが。
昨日今日と、祖母を送っていったところ、見舞いに行くたびに元気になってるウチのジイさん……。 一昨日なんか、頷くのもやっとだったのに、今日の夕刻になんぞ「お疲れ様、気をつけて帰れよ」と孫(私)に手を振ってるし!!!
昨日なんて看護婦さんに「ダメですよ、声出してしゃべらないと、話せなくなっちゃうよ? ほら、声出してみて!」なんて怒られても話さなかった(話せなかった)人なのに!!!!
今日の帰り道、車内で父と一緒に「なんだよ、今日明日には死にそうだったクセに!!!(嬉しい悲鳴)」なんて話をしたぐらいの豹変ぶり。
そこで急に元気がでた理由を家族で考えました。もちろん。 今後の為にも、なぜ成功したかを考えなくてはなりませんから。
協議の結果。
1:祖母が見舞いに来るようになったので、情けない姿を見せたくない(男の意地?)のか、多少無理をしてでも飯(一食目)を食うようになった。 ↓ 2:無理をして食べた分、ちょっと元気になる。 ↓ 3:元気になった分、次の食事(二食目)も多少無理でも残さず食べるようになる。 ↓ 4:さらにちょっとだけ元気がでる。 ↓ 5:次の食事も(三食目)
……ごはんって、とっても大事だと実感しました。 まさしく地獄帰りなウチのジイさん。
ついでに、男の意地って奴も生命に係わる大事な精神力なのだと、再認識させていただきました。ありがとう、ジイさん!(笑)
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