suzu3neの雲収集家な日々

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2004年06月08日(火) 三食の意地。

ここ二日三日、入院している祖父の見舞いに祖母を送って行きます。
先週までは週にニ三回だったんですが、最近の祖父、ご飯を食べる気力すらないようで、低血糖のせいなのか眠り続け、さすがに私の父(この祖父の息子)も危機感を持って毎日夕飯を食わせに行く事を決意したんですね。
スプーンを持つ気力がないみたいなんで、スプーンにご飯を乗せて口にもっていくと、ちゃんと食べるんですよ。
で。
昼飯を食わせる為に(他にもいろいろ雑用があるし)、祖母が病院へ行く事に。


(私が行けばいいという意見もありましょうが、私も自分の人生かかってる試験に備えなければなりませんので……)


片道三十分。見舞いに行って病室に滞在している時間を含めると、一時間半。
その後、夕刻には父親達を迎えに行って、そのまま祖父の病室へ。迎えに行く時間などを含めると二時間から三時間。
一日のうち、三時間半は祖父の為に動いていることになります。
二週間後には試験なんで、体力的にも精神的にも少々辛い展開です。


それでも、目に見えて衰弱した祖父を放っておけない、ある種の阿呆が私でもあります。
こんな自分のアホさ加減が、自分は嫌いじゃありません。
四、五年後あたりに思い出したりして、時々自己嫌悪になるくらいなんで、今は気にしません。


そんなんで、必要に駆られて「ジョブ:バイパス走行(70km)」を身につけました(病院に行く為に使用)
今まで55〜60キロ走行の安全運転人間だったんですがね……。


さて。そんな祖父の妻、つまり私の祖母は、なぜか病院に見舞いに行くのが嫌らしく、何度も何度も説得してやっと三時間、ベッドの側にいてくれるといったところ。
祖母も微妙に呆けてきてるので(それでいて変にしっかりしてるところがあったりするので)、いろいろと困ったりしています。


ところが。


昨日今日と、祖母を送っていったところ、見舞いに行くたびに元気になってるウチのジイさん……。
一昨日なんか、頷くのもやっとだったのに、今日の夕刻になんぞ「お疲れ様、気をつけて帰れよ」と孫(私)に手を振ってるし!!!

昨日なんて看護婦さんに「ダメですよ、声出してしゃべらないと、話せなくなっちゃうよ? ほら、声出してみて!」なんて怒られても話さなかった(話せなかった)人なのに!!!!

今日の帰り道、車内で父と一緒に「なんだよ、今日明日には死にそうだったクセに!!!(嬉しい悲鳴)」なんて話をしたぐらいの豹変ぶり。


そこで急に元気がでた理由を家族で考えました。もちろん。
今後の為にも、なぜ成功したかを考えなくてはなりませんから。

協議の結果。

1:祖母が見舞いに来るようになったので、情けない姿を見せたくない(男の意地?)のか、多少無理をしてでも飯(一食目)を食うようになった。

2:無理をして食べた分、ちょっと元気になる。

3:元気になった分、次の食事(二食目)も多少無理でも残さず食べるようになる。

4:さらにちょっとだけ元気がでる。

5:次の食事も(三食目)


……ごはんって、とっても大事だと実感しました。
まさしく地獄帰りなウチのジイさん。


ついでに、男の意地って奴も生命に係わる大事な精神力なのだと、再認識させていただきました。ありがとう、ジイさん!(笑)


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