戯言

ハリー・ポッター

はまり癖を何とかしたいの巻。
ネタバレ多いので要注意。


全世界で一番有名な少年が主役の本を読みました。
ハリー・ポッターです。
テレビでも大きく取り上げられていて皆が皆面白いというので、私は読んでませんでした。(なんか反抗的…)
あまり読む気は無かったのですが、映画のダニエル君にときめいてしまって原作をちょろっと。
図書館で一、二巻を借りて読んだんですが両方ともめちゃくちゃ面白くて、三巻は買ってしまいました。

んで、ものの見事にはまりました。

今日は映画も見に行ってきました。
乗り気でない友人を引きずって。
結構原作読んだ方には不評の声も聞えてきましたが私は大満足!
ダニエル(ハリー)とエマ(ハーマイオニ―)を何度抱きしめたいと思ったことか。
もちろんロンも大好きですよ!!
そして双子にびっくり。
カッコイー!!
もっとやんちゃな感じを予想してたんですがステキ――!!
パンフも買って大大満足でした。

実を言うと一番すきなのはハリーとハーマイオニーです。
またオナゴか…。
そしてお察しの通りミナセはハリー×ハーマイオニーにおおはまり。
(ネタばれ注意↓)
一巻の最期のほうで「ハリー、あなたって偉大な魔法使いよ」のところ。
ハーマイオニーがハリーに抱きついてハリードッキンコ!なシーンです。
ここでハリー→ハーマイオニーの図式が成り立って…。

でも著作権問題とか凄いようですしこれ以上コンテンツ増やすのもあれなんでハリポタの突発ssは日記に書くことに決定。





































暗い暗い真夜中の学校の中を歩くのも二人と一緒なら平気だし、
見付かってマクゴナガル先生にキツイご褒美をもらったって三人一緒ならへっちゃらだ。

けど、一番平気じゃないのは二人きりなことだった。



中々寝付けなくて、耳に響くようないびきを掻くロンを起こさないようにそっとベッドから抜け出して、ハリーは談話室へと行った。
そこには今もっとも会いたくない人がいた。

「あら、ハリー。」

「…あれ?こんな夜中にどうしたの?ハーマイオニー。」

「私は読書よ。ハリーはどうして?」

分厚く埃をかぶった古い本を持ったハーマイオニーはそちらからハリーに目を移して聞き返した。

「僕はちょっと寝付けなくて。」

「最近クィディッチの練習で大変そうだものね。でも眠れなくてもベッドに入って眼を瞑っているだけでも疲れは取れるわよ。」

ハーマイオニーは優しくハリーに言った。
彼女の微笑みに高鳴る鼓動を抑えつつハリーはハーマイオニーに返す。

「う、うん。ハーマイオニーは?こんな時間まで本読んでて明日大丈夫?」

「ああ、今日はたまたまこんな時間までなっちゃっただけなの。いつもはきちんと寝てるから大丈夫よ。」

「そっか…。」

寝ればといわれたがなんとなくこの時間が心地よくてハリーはハーマイオニーの隣の椅子に座った。

「なんの本読んでるの?」

「え…と、『魔法薬学の歴史と闇の魔術』よ。」

いつも難しそうな本を読んでいるハーマイオニーは、読み出すと集中しすぎてしまって一緒にいてもあまり喋れなくハリーはいつも本を羨ましげに見ていた。
そんなハリーの視線に気付いたのかハーマイオニーはきょとんとして「どうしたの?」と聞いた。

「あ、ごめん。なんでもないんだ。いいよ続けて。」

「…。ハリーって、闇の魔術に対してどう思う?」

ハリーの言うとおり読むのを続けるのかと思ったが、彼女は突如ハリーと向き合い質問をしてきた。

「え?」

「怖いとか、そういうこと思う?」

「なんで?」

「だって、あなたはいつも…一年生のときのクィレル先生とヴォルデモートの戦いのときも、二年生のとき日記の記憶のヴォルデモートと戦ったときも、どんなときだって恐れずに立ち向かうじゃない。」

「私、いつもあなたを羨ましく思ってる」

ハーマイオニーは置いてけぼりにされた子犬みたいな顔で言った。
彼女の表情を見たハリーは、少し焦りつつ矛盾した言葉を言った。

「僕、心の奥で怖いと思ってるけど、本当は怖くないんだ。」

「え?」

「だって、ハーマイオニーもロンもいつだって僕についてきてくれるじゃないか。」

「ハリー」

「だからそんなのは全然へっちゃらなんだ。」

ハリーは笑ってハーマイオニーに言った。

「そう。ハリーってやっぱり偉大な魔法使いだわ。」

「そんなことないよ」

「でも、私だっていつかハリーの隣に立って見せるわ。」

「僕は君の隣には当分立てそうに無いな。」

二人は笑いあって椅子から立った。


「おやすみ、ハリー。明日は授業中に居眠りしないでね。」

悪戯っぽく笑うハーマイオニーに頬を染めてハリーは言った。
暖炉の火が小さくてよかったと思う。

「うん。おやすみ、ハーマイオニー。」

ハリーは談話室に行くとき同様、ロンを起こさないようそっとベッドにもぐりこんだ。
ヴォルデモートと戦うときより、君と二人っきりのときのほうが緊張するんだけどな…、と考えながら、ハリーは嬉しそうに眠りに就いた。

けれど、ハリーと別れたあと女子寮のドアを閉めた時のハーマイオニーの顔がりんごみたいに真っ赤で自分よりも嬉しそうだったことを、ハリーは知らない。

2002年02月16日(土)