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2002年05月02日(木) リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1986)

本日5月2日は、1957年に制定された歯科医師記念日です。
昨年は同じ切り口で、『エバースマイル・ニュージャージー』を御紹介しました。
歯医者さんがさりげなく登場する映画というのも、
多いような、少ないような…ですね。
でも、絶対にかかりたくないのは、この映画に登場する歯医者さんでしょう。


リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
Little Shop of Horrors

1986年アメリカ フランク・オズ監督


オリジナル(1960年ロジャー・コーマン監督)は見ていないのですが、
このリメーク版は、楽しくて怖いミュージカルホラーコメディーでした。

花屋で働く貧相で要領の悪い男シーモア(リック・モラニス)は、
ある日、チャイナタウンで奇妙な花の鉢植えを買い、
憧れの同僚オードリー(エレン・グリーン)の名をとって、
「オードリー�供廚般症佞韻泙靴拭�

このオードリー�兇蓮△舛腓辰箸靴神弧紳里任后�
自分の意思で口を利くこともできました(ちなみに♂のよう)。
が、実は非常に変わったものを栄養分にして育つので、
シーモアはそれを都合するのにちょいと苦労します。
けれども、見る見る大きくなったその鉢植えのおかげで、
勤める花屋もシーモアも一躍有名なりました。

一方、オードリーは、「稼ぎがいい」という理由でつき合っている
暴力的な歯科医(スティーブ・マーチン)に、
毎日のように殴られていました。
実は、オードリーもシーモアを憎からず思っているのですが、
自分のように蓮っ葉な女は彼にふさわしくないと思い、
引いていたのでした。
男に殴られ、オードリーが上げる黄色い悲鳴に耐えられず、
また、オードリー�兇砲修修里�されたこともあり、
シーモアは、オードリーを男から救うために、
「�供廚帆箸鵑如∪い砲盒欧蹐靴し弉茲鯲�てるのですが…

ミュージカル仕立てだけに、
華やかな歌や踊りのシーンが見どころですが、
出演者それぞれが魅力的でした。
リック・モラニスが、決して上手ではないけれど、
情感込めて歌うシーンは、「カエルのカーミット」のような愛らしさです。
オードリーを演じたエレン・グリーンは、せりふこそきーきー声でしたが、
歌うと堂々たるミュージカルスターの色香満点です。

でも、この映画で最も強い印象を残すのは、
歯科医役のスティーブ・マーティンではないでしょうか。
トム・ジョーンズ張りの力強い歌声で、
「Dentist!」という歌を披露しています。
吹替ではと思うほど見事ですが、
そういう情報はないので、多分、御自身で歌っていたのでしょう。
…は別として、「人に痛みを与えるのが歯科医の仕事」だと
勘違いしている彼の、すさまじいサディストぶりときたら、
虫歯・歯痛で悩んでいる人に、
歯医者に行くのをためらわせてしまうのでは、と思うほどでした。

オリジナル版が60年製作ということもありましょうが、
リメーク製作当時に当時流行っていたオールディーズの影響もあり、
50年代風のファッションや風俗も見どころの1つです。
特に、オードリーが空想する、シーモアとの温かな家庭の風景など、
口許が緩んでしまうほどラブリーでした。


ユリノキマリ |MAIL |HomePage