「長官!」
エリスと北斗がネコを抱いて 司令室に入ってくる。 「どうしたんだね二人とも」 「もしかして全国的に子供が行方不明に なっていませんか?」 その問いに応えたのは愛子だった。 「ええ。小学生の子供が 多数、行方不明になっています」 二人は顔を見合わせると 「その子供達の共通点て調べられますか?」 「わかったわ」 愛子は自分のパソコンに向かうと 素早くキーを叩いて 検索を始めた。 「ところでこのネコは?」 渋谷長官がネコを見ている。 机の上でうとうとしていると思ったら 手を思いっきり伸ばして あくびをしている。 なぜかのほほーんとみつめてしまう。
「かわいいね」 「これ、銀河なんです」 「へ?」 流石の長官も驚いてしまう。 「だって、これが銀河クンて・・・」 「信じられないけど銀河なんです」 「しかし・・・」 頭を抱えながら どこからかネコじゃらしを出してくる。 それをネコの前に差し出すと。 きらんと輝くネコの目。 頭を下げて尻をあげて 尻尾で距離をとって ダッシュで飛びかかる。 奪い取ったねこじゃらしを 得意げに噛んでいる姿。
「かわいいねー」 「銀河ですよ・・・」 「あげませんよ・」
「わかりました。共通点ありましたよ」 愛子の声に3人が振り返る。 「どうだった?」 「全員、血液型がB型でした」 「やっぱり」 北斗が呟く。 「それはどう言う意味なんだい北斗クン」 「ネコの血液はB型が多いんです。 銀河もB型。それが理由の1つなら つじつまが合います」 「しかしなんの為に。 元の記憶さえ消して完全な ネコにするなんて凄いものだぞ」 「そうする必要があるのですよ」 風のきる音がしたと思ったら ベガがそばに立っていた。 「実は私の家に 謎の男達が侵入してきて 銀河ネコを連れていこうとしたのです。 勿論私が撃退しました」 「流石はベガ君。 で、男達は?」 「抜かりはありません。 詳しく話していただこうと 地下に閉じ込めてあります。 今、兄上が相手しておりますわ」
---アルテアさんが----
北斗も少し男達が 気の毒と思った。少しだけ。
「元に戻せるの?」 銀河ネコを抱いて心配そうに ベガに問う。 優しく微笑むベガ。
「大丈夫。今、吐かせるから」
「殺さない程度にね」
「そんなミスはしないわ」
ほのぼのと会話する親子に 何もコメントが出来ないエリスであった。
『わ、笑えないわ・・・』
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春のせいか 眠くてだるいです。
---いつもの事かい?
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