気ままな日記
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2007年12月22日(土) 紙ニュケーション

 高校の時の友人5人と始めた「交換日記」が回ってきた。
今年の夏休みに再会して以来始まった日記である。高校在学中、マンドリン・ギター部のギターパートに所属していたわたしたちは、パート日誌というものを付けていた。今回はその「復活版」なのである。
 近況報告のほか、皆、高校生の母親(父親ひとり含む)とあって、話はやはりむずかしい年頃を迎えた息子・娘の話題が多い。
 話題は変わっても、それぞれの文章の放つ雰囲気だの字体だのは当時のまま。きらきらした蛍光色のペンで書く、ということはしなくなったものの、
賑やかなたちの人は相変わらず賑やかに、真面目なたちの人は今もまじめに、という具合に。
 携帯電話やパソコンがあるので、今の中高生は、きっと交換日記なんてものはしないだろう。ほとんどタイムリーにおしゃべりができるのだし。わたしも、ちゃらららん♪というメールの着信音は、それはそれで楽しみである。(めったに来ないせいもあるけど)。
しかし、携帯よりも持ち重りのするノートをポストに見つけた瞬間とか、紙をめくり、ずっと前の日記を読み返してみる、といった感じは紙媒体のコミュニケーションならでは。
文字として後々まで残るので、電子ものよりも、慎重さが加わる(ような気がする)。
 今回でこのノートも、2巡目を迎える。
年相応に抱えるしがらみも、それぞれに増えた。
自分自身の持つ、「友人に見栄張りたい願望」といったものにも向き合ういい機会になる今回の試み、末長く続いてくれるといいなあ、と思うのである。


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