日常生活を取り戻すまで まだ時間がかかる父ちゃんの代わりに 実家で男手として用事を手伝う
ずっとそばにいる 母ちゃん 妹
近くに住んでくれている 兄ちゃんと兄ちゃんの家族
みんなと比べたら 大したことが出来ない僕の ほんの少しの罪ほろぼしだ
家まわりの草を刈ったり植木を切った
夏野菜が実りだした父ちゃんの自家菜園を 父ちゃんの指導を受けながら世話した
僕がいなくなって14年が過ぎたこの家に もはや僕が理解できるルールは少ない
昔のまんまの頭でモノを言う僕は 時にはきっとジャマなんやろな〜
なんてことを思って少し凹む・・・
それでも 久しぶりに汗と土にまみれて動いたら
少しだけ 昔に戻れた気がした
でももう 何もかも戻れへん
僕が今を受け入れて 変わらなあかん時が来てるんやな
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