僕が通う道すがらに架かる橋から 毎朝3匹のでっかいコイ(鯉)が見える
ふくらはぎくらいしかない水深に いつも3匹は点在して 川底をなにかしらついばんでいる
ちゃりり〜を止め またがったままでしばし眺める 最近これが日課になった
「ヤツラはなんも考えてへんのか、はたまた考えてるんか」 とか
「生きてることが楽しい苦しいなんて、感じるんは人間だけかもな」 とか
自分の気持ちすら分からない自分が 他の全ての生き物の気持ちを分かるはずもないのに
僕はまた「考え過ぎ」る
生まれ変わりがあるとしたら 「生きる意味を知りたい」と思わない生き物に 今度は転生出来たらええな
いや コイかて口をパクパクさせながら ホンマは考えとるんかもしれん(笑)
僕は人間やから 人間の杓子定規でしか考えられへんからな 今思てることは「とんでもなく無駄」なんかもしれん
コイの気持ち あるとしたなら知りたいな そう思うことも「限りなく無駄」なんかな(笑) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
十●年ぶりに「拾得」へ行った 京都ライブシーンの屋台骨を支え続ける 歴史のあるライブハウス
引っ越して 奇しくもそこは徒歩5分で行ける場所になった(笑)
考えたら こんなとこに住んでしもてるのも まっこと不思議なハナシやわ(笑)
およそ18年前
ほぼ毎月 ハードロックバンド「ICARUS」のボーカルとして ここの舞台で金切り声で叫んでた(笑)
まさにブームやった
今時の拾得しか知らん人らは 拾得にハードロックバンドが出てた時期を まったく知らん人もいる
月の三分のニのスケジュールが ハードロックバンドで占められてたあの頃は 今ではまるで「幻」だったかのようだ
長く刻まれている拾得の歴史の ほんの数年間に生まれたタイムポケットで 僕らは轟音に酔いしれてた
なんやかんや言うてもお客さんにも結構来てもろたし お客さんのエネルギーと僕らのエネルギーが 結びついて生まれる気持ちよさに味をしめたんもここやった(笑)
「育ててもろた」という感情は自分勝手に持ってる
拾得は なんにも変わってへんかった ※トイレがキレイになっとってビックリしたけど:笑)
舞台に立つ人がいて お客さんがいて 奥でテリーさんがPAやってて
ウクレレうたうたいの水晶(ミアキ)がMCで 「楽屋の空気がぬるい」って言うとったけど それもあの頃から全然変わってへんねんなと思った(笑)
楽屋に置いたったボロボロの合皮のソファー 今でもあんのかな〜ないやろな〜
変わったんは
僕なんやな
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