スタジオの店長が言う 「この前フジタスミト君が来たよ」
「え!?」
「だから、フジタスミト君やんか」
「へ!?」
… 「あ!へぇ〜(^_^)」
上記の会話を見て 不思議に思われる方もいるだろう
実は 「フジタスミトという別人」が しかも僕の顔見知りで存在するのだ
そもそものエピソードはこうだ
大学の頃 バンドでライブハウスを回っていた 週に3回は行きつけのスタジオで練習していた
ある日スタジオの階段をかけあがると 当時のメンツが一様に僕を睨んでいる
「おまえコレどういう事やねん?」
そこには一枚の張り紙があった 「キーボード募集」
連絡先『フジタスミト』
!? 驚いたのは僕だった
メンツは言う 「おまえ掛け持ちしてんのか?」
僕は無実を証明しようとする 「ほら電話番号も違う…けど市外局番は一緒やな(笑)」
本当に驚いた 漢字体も出身地も同じ(後に知るが年齢も同じ)で しかも同系統の音楽をやっている そんな人が全国のどっかにいるならまだしも 僕とすれ違いの距離で生きているのだ
あちこちからの情報収集で別人である事が証明され なんとかバンドの不協和音も回避した
その後とあるライブハウスで僕らは初めて対面する
「あのぅ、フジタスミトさんですか?僕フジタスミトです」 「あ!どーもお噂はかねがね、僕もフジタスミトです」 恐ろしく滑稽な挨拶に周囲は爆笑していた気がする
そのフジタスミト君はギタリストで 奥さんと一緒に今はブルース系の音楽をやっているらしい
またも不思議な事にその奥さん 当時僕がバイトしていたレンタルレコード屋にいて 一緒に仕事をしながら音楽な付き合いをした人なのだ
縁は異なものである
フジタスミトという名前に懐かしさを感じる出来事 考え様によっちゃ人にない経験をしてる分 僕って得な人生なのかも
もう一人のフジタスミト君 元気で頑張って下さい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・… 嘘のようですがノンフィクションです
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