土曜日
昼過ぎから友人宅へ行く 持ち寄りでの食事会 挨拶もそこそこに着いてすぐ 僕はコンロの炭をいこらせる
買ってきた魚介類 「焼き焼き奉行」になりながら 友人達といじりいじられ 寒いと口にはしながらも 日は沈んでなお宴は酣(たけなわ)
彼らに対して僕は 何一つ気遣いをしない
それが僕にとって どれほどの幸せか どれほどの救いか
時の経過を惜しがる事ない 暖かい時間が流れ 優しさを一緒に口に運び 優しさを一緒に口にする
時には 優しさゆえの戒めも飛び交うが 互いに遠慮など必要としていない 無遠慮が普通で心地よいのは 何にも代え難い財産だと思う
人それぞれに 思いつのる悩みは 吐き出す事で幾分か楽になる 何も変わっていないようでいて 人に変えられるものでもないようでいて
それでも 吐き出した人の心の穴に 優しさのパズルは埋め込まれ やがて「その人そのもの」になり とてつもない糧を与えていく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・… 日曜日
琵琶湖へ バスカントリーのイベント 100人近い人が一同に集う
一つ旗の下では 潔い一線がお互いにあって 人としての礼儀と配慮 根回しのない社交辞令
友人同士とはまた違う感慨が 「集う」素晴らしさにはある
そして すべてがすべてでないにしても 「群れる」事とは明らかに違う空気も 僕には心地良い場所だ
群れる人達は舐め合う 知ってか知らずか 外界と壁を築いては 扉を叩く人間を門前払いする そーいうのはウンザリだ…
イベントに参加下さった皆さんに ひとしきり感謝をして 夕刻にスタッフと帰路につく
家に着いて一心地してから スタッフと食事に出かける そこにある会話での僕は みんなの気配りに感謝している
客観的に自分を見た時 僕はものすごく気難しい人間で きっと彼らはしんどい気がする
そんな僕の吐き出したウミを 彼らは消毒し滅菌してくれてかつ 吐き出した僕の心の穴に 優しさのパズルを埋め込んでくれる
信じ続けている道以外の 「人らしさ」ってところ
みんなのおかげで 僕はだいぶ変わったよ
|