夕方に携帯が鳴った 父からだ
先日実家へ戻った時に 「母さんと北海道に旅行する」 と楽しみにしていたが どうやら帰ってきたらしい
「土産があるから取りに来い」 家に着いたら…
朱色も鮮やかな タラバガニが待っていた♪
「清水の舞台から飛び降りた」 父はそう言っていた
そりゃそうだ 家の分 叔父宅の分 兄宅の分 ウチの分
まるごと4匹 「旅費より高い」という父 もはや年金生活者である二人には 楽な買物じゃない
出来上がったばかりの写真 僕も何度か訪れた北の風景を 父と母と僕で覗きこみながら 弾む会話を楽しんだ
電話が鳴った 夕食に早速カニを食べている 兄宅の姪っ子(=父母の孫)からだ
受話器を握る父の顔が 嬉しそうにほころんだ
血のつながり 通い合う心 老いてなお スネをかじらせようとする真心
僕らを包む暖かさは 初冬の肌寒さを追いやった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・… ありがたくいただきま〜す♪
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