ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2002年07月25日(木) 化け物

スタジオを出る頃に電話
この前の日記でも書いたKさんからだ

「ちょっとウチに寄らないか?」

部屋に入ると一本のギターを手渡された

Gibson J-50 1958年製

弾いた瞬間に
「げっ!なんじゃこりゃ〜!!!!!!」

色んな人の手に渡りながら
50年弱生きてきた故に
あちこちに傷や凹みもあるものの
コンディションはすこぶる良く
身震いする程の音色だ

ギターは「木」で出来ている
木は生きている
生まれたてのギターは
想像以上に水分を含んでいる

木の水分はギターの「鳴り」に直結する
若いギターほど音色が重い理由は
木がまだまだ乾いていない事による

年月を経て水分を失う過程の中で
ギターは様々な生活環境にさらされながら
コンディションをどんどん変えていく

残念ながら
殆どのギターが生き残れないのが現実だ

このJ-50は50年の歳月の間に
その水分をすべて放出した
死んでしまったのではなく
安定したのだ

これを俗に「化ける」という

さすがに老朽化という終わりは来るが
ここまで化けた音色が悪くなる事は
今後壊れるまでないだろう

「化け物」をしばらく弾いていた

Kさん「このギターはオマエ向きやと思うけどな」
僕「確かに僕もそう思いますけど、金がないっす(笑)」
Kさん「今持ってる2本のマーチン売っても値打ちあるぞ」
僕「な、なんちゅうことを言うんですか!もぅっ(笑)」

29万円

これはホントに破格だ
市場では50万近くついてもおかしくない
それだけ素晴らしい音だった

残念ながら
僕には今心底信頼する相棒と
一緒に年をとろうと育てている2本のマーチンがある
この「化け物」と
当時にめぐりあっていたなら
今のギターは僕のものじゃなかったかもしれない

サイトで販売されているので
ヨダレが出た人は一度見に行ってください

http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkarb200/Instruments.htm

音はホントに保証出来ます
たぶんお金持ってたら買ってた(笑)

Kさんはやっぱりスゴいや♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スタジオへ行きました
さすがにバテてます

でも
7/28(日)のイベント
出町柳三角州公園「おとたのし」でも
全力投球で暴れます(笑)

風邪は治りつつあります
ベストコンディションじゃないなんて
言い訳は絶対にしましぇん

ツアー中も乗り切れた
今度も絶対なんとかなる!

戦う相手は自分
そしてきっと「暑さ」です(笑)

見においでませ、待ってます♪


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