かつて僕は雑貨屋さんで 店長なんて務めていた事がある
そこにいた4年のうちの2年もの間 曲は書いていたけれど ライブ活動は全く出来なかった
その時にしこたま「飢えた」おかげで 今まだ歌い続けている僕がいるかと思うと あの2年のブランクもまんざらではない
僕が働いていたお店自体は この時世のスクラップ&ビルドの中 姿を消してしまったが
未だにその雑貨屋さんは 京都のあちこちで頑張っている
僕が店長の頃に アルバイトしていた女の子で 今もある店で働く子がいる
探し物もあったので ライブのお客さん集めも兼ねて 何年か振りに店を訪れてみた
生活雑貨と呼ばれる商品たち 或る意味「なんでも屋」である雑貨屋は 何でも商うからこそ この世知辛い現代を生き抜いている
基本的に何を売ってもよいというスタンス それは同時に流行を追う事も出来れば 廃りに対応して他にシフトしたりも出来るし 何かが不調でも何かが補うというように 商品同士がバランスを取り合う
「相変わらずいろいろあるな〜」 「懐かしいですか?」 「うん、というかしんどかったんを思い出すわ(笑)」
「うわ!これメチャメチャ可愛いな♪」 「未だに可愛いモノ好きなんですね、フジタさん(笑)」
そんな会話をしながら店内を見て回り 探し物も見つけてレジを打ってもらうと
「フジタさん、私9月いっぱいで辞めるんで、 それまでちょくちょく遊びに来て下さいね♪」 「とうとう結婚するんかな?」 「・・・はい。」 「そうか、そらそうやな。あれから6年以上経つもんな」
手提げ袋の中身は犬のカッコした貯金箱 彼の名は「ぱぴ〜」 今度のライブツアーは一緒に行くのだ♪
|