囚はれのシネマ日記
DiaryINDEX|past|will
フランスのアンティークの日用品を眺めてゐると時間を忘れる。 ことに古いホーローのポットやキャニスターの美しい色彩とデザイン、そして時間と風土によつて作り出された破壊の表情。 古いホーローウェアの破れと錆ほど味のあるものはない。 ある時代からある種の道具はぱたりと作られなくなつた。 sel缶(塩入れ)とかallumette缶(マッチ入れ)といふ台所用品がさうだし、ある種のカフェオレボウルも。 それがいまアンティーク・ショップで高額で売られてゐるし、高額でも買ふ人がゐる。 それはさうだろうと思ふ。 私にも、見た瞬間わがものにしたいといふ欲求に駆り立てられるものは限りなくあるのである。
さて、カフェオレボウルの紹介もひとつずつといふのは、なかなかに面倒くさいものです。 数へてみたら今日現在で40個ちかくのボウルを持つてゐました。 そこで一挙に公開しやうと思ひたち、カフェオレボウルのネット・ショップを開店することに致しました。 さうすればギャラリーとして眺めることもできますし、どなたかにお譲りすることが出来れば、家のなかもさつぱり致しますし。 開店は4月1日のエイプリル・フールです。 店名は「Quel bol? (どのボウル)」です。 ただいま楽しみながらショップの準備中でございます。
|