| 2004年09月22日(水) | +「私」という呪縛からの解放+ |
さようなら…バイバイ。
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ようやくTさんは、「私」という呪縛から解放された。
カレは、私を追い求めていた。私じゃなければならなかった。
私を愛し、私は2年間という長い時間を愛した。
私は智にのりかえた。これが一番当てはまる言葉であって、
私はTさんを捨てた。将来、一緒になれることは希薄だとわかったから。
将来一緒にいれない、という現実をつきつけられた。だから
私は捨てた。のりかえた。
優しいTさんに、私ができることといえば、「私」から解放すること。
カレは、カレを愛していた「私」を追い続けているから。
もう、その「私」はいない。消えた。
結婚できない。カレを幸せにすることができない。なら、解放してあげなくちゃ。
私という人間の本質的な部分はナニ一つかわっていない。Tさんが、言った。
「ミルはかわったね」って。
「ミルはもう知らない人だ」って。
「もうげんかいだ」って。
「俺が知ってるミルじゃないね」って。
それは間違っている。私は何もカワってはいない。何が変わったというなら、
Tさんを愛することを辞めたからだ。それだけだ。
実際、カレは今年で33だ。私が別れをつげて2年…。
私は切に、カレが結婚することを望んでいた。
私よりも、いい人はいるに決まっている。そして、
私より、君を幸せにしてくれる人は探せば必ずいるのだから。
「さようなら」
とようやく、その言葉をきけた。
安心した。これで、君が私から解放されたことを。
この21年間、一番私を支えてくれた人。
他人だというのに、これほど愛され、愛した人はいない。
切に願う。
私を忘れるほどに、愛する人を探して欲しい。
それが、たった一つの願いだ。
私が2年間、抱き続けてきた願いだ。
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よかったらきてちょ。
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