【三志塾】 塾長yoneの授業日記

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2008年02月20日(水) 新しいテキストを組みながら思う

「暖冬」と言われながらもこの冬は寒い日が続いている。
TV番組の中である気象予報士が、
「実は、暖冬だからこそこの冬は寒いんです」と言って説明していたが、
その仕組み、分かったような分からないような・・・。
とにかく今日も寒い。

昼前に塾へ行き、
明日から順次配付していく新年度のテキストを
学年・クラス別に組んでいく。

生徒一人一人の顔を思い浮かべ、
「このテキストで頑張って勉強してくれよ」との願いを込めながら
1冊1冊ていねいに組む。

新年度のテキストは、
どの教科も、これまでよりもさらに精選された例題と練習問題が満載で、
いっそう「良いテキスト」になっている。
これらをうまく使えば、生徒たちの実力はみるみる向上するはず。

「うまく使えば・・・」

ここがポイントだ。

「うまく使えば」というのは、
単に、生徒がこのテキストをうまく使えるかというのではなく、
指導する私たちが、いかにこのテキストをうまく使いこなして授業をし、
生徒にこのテキストをうまく使ってもらえる指導ができるかということ。

「良いテキスト」だけそろえてもダメ。

その「良いテキスト」をうまく使いこなせる指導者がいて、
そして、生徒がその指導者を信頼して学ぶことではじめて
その生徒の実力は着実に伸びていく。

そう考えると私たちの責任は非常に重い。
私たちの1回1回の授業、その中での一言一言が大きな意味を持つ。

私たちの授業を受けた子どもたちが、
「勉強って、意外と面白い」と言って目を輝かせてくれるように
もっともっと指導力に磨きをかけていきたい。

テキストを組みながら改めてそんな決心をした。

ところで、このテキストを組む作業、相当こたえる。
夜になってから腕と腰がねばって痛みが走る。
普段鍛えていないツケがこんな時に出てくるとは・・・。


過去の今日・・・
2002年02月20日(水) 悲しみを乗り越えて



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