【三志塾】 塾長yoneの授業日記

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2005年12月10日(土) 信じられない事件が・・・

信じられない事件が起こった。
塾の中で塾講師が生徒を刺し殺すとは・・・

今朝、京都の塾で起こった事件だ。

出勤前に着替えながら何気なく見ていたニュースの中で
この事件の一報が飛び込んできた。

最初は、塾に不審者が侵入したのかと思ったのだが、
よく聞いていると塾講師が包丁で生徒を刺したというではないか。

「なぜそんなことが起こるんだ!?」

頭の中は完全に理解不能に・・・
生徒一人ひとりを大切にするはずの塾で、
本当にこんなことが起こるのだろうか・・・


今回事件が起きた塾は、
京都に本部のある株式会社形態のいわゆるチェーン店型の大手塾。
最近、奈良にも個別指導の教室を数多く展開している塾だ。

手広く教室展開をしている大手塾は、
利益追求を最優先に塾経営をするために
本来起こりえない様々な問題や弊害が生じるわけだが、
今回の事件の背景にも、

「末端のアルバイト講師の人物把握や、
 講師と生徒との関係の把握が十分にできていない」

「生徒一人一人に細やかな目が行き届いていない」

そんな大手塾ならではの悲しき実態が見え隠れする。

夜のニュースによれば、
亡くなった生徒とその講師の間には以前からトラブルがあり、
生徒はその講師の授業を拒否していたようだ。
そして、そのことについては塾側も認識していたそうだが、
果たして塾側がそのトラブルを真剣に受け止め、
迅速かつ十分な対処をしてきたのだろうか・・・
はなはだ疑問である。

トラブルを認知した時点で、
講師と生徒の間に何があったのかを調べ、
その原因や経過をしっかり把握し、適切な対処をしていたら、
今回のような悲惨な出来事は防げたのではないだろうか。

どうもそのあたりに
塾側の認識の甘さがあるように思えて仕方がない。

事件を起こした張本人の講師の責任はもちろんのこと、
生徒とのトラブルがあるのを知りながら、
その講師を担当から外すなどの十分な対処ができなかった
この大手塾の責任は重大であると思う。


過去の今日・・・
2001年12月10日(月) テストやるかもしれないよ



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