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2007年05月09日(水) 「ハンニバル・ライジング」

期待通りギャスパー・ウリエル君が美しい!麗しい!!なにかもうそれだけで満たされてしまった映画でした。彼に目をつけたのは3年前の「かげろう」ですが、確かあのときも年上(エマニュエル・ベアール)相手に頑張っていたのよね…!今回のお相手もコン・リーだし、相変わらず年上女性が似合う美青年だわあ。いいわあ。これで左利きなんだからもうたまりませんよどうしましょう。いちいち私のツボすぎる!
あとねーまだ感想書いてないけど、ちょっと前にやってた「パリ・ジュテーム」ではガス・ヴァン・サント監督の作品でゲイの青年を演じていて、これがまたとても良かったのよ…

だいぶ話がずれました失礼。映画の方はタイトルから想像つく通り、ハンニバル・レクターがいかにして我々の知るハンニバル・レクターになったか、その過去を描いた物語です。レクターは確かに殺人者ですがこれは一種の哀しい復讐劇なので、今までのシリーズとはちょっと毛色が違うかなあという感じ。戦争に翻弄される運命は本当に悲劇としか言いようがない。しかしこのストーリーがハンニバル・レクターの全ての裏付けかというと、そうでもないという気がしました個人的に。いくら復讐とはいえ殺人を簡単にやってのけ、あそこまで残忍な方法を思いつく才能、何の抵抗もなく殺した人間の肉を食べる感覚、そこには彼が生まれつき持つ先天的な何かを想像せざるをえない。ハンニバル・レクターは悲惨な生い立ちと復讐を経ることによって「生まれた」のではなく「目覚めた」、その方がしっくりくるし、よりミステリアスじゃないかなと。

今回脚本書いたのが原作者のトマス・ハリスだそうで、なるほど原作に近い流れになっています。ただ残念だったのは、ハンニバルの知性というのかな、なんていうの、美意識?品格?そういうノーブルな部分が培われた描写があまりなかったこと。医学部に通ったりして頭がよいことは伝わってくるんだけど、レクター博士は無粋なことが嫌いで美と秩序を愛する殺人鬼というイメージがあるので、もうちょっとそういう要素が欲しかった。でもまだ若い頃の話だからこれはこれでいいのかな。
日本の表現がいろいろ変だったのは仕方ないかなー。まず「紫」とかいう名前からしておかしいし!あと能面がカラカラぶら下がってたりとか…そういう飾り方しないから!(笑)

ところでレクターの幼少時代はウリエル君ではなくまた別の子役さんが演じているんですが、その子もきちんと左利きなのが良かった!そういうとこ手を抜かないのいいよね!左利き萌え人間としては俄然ポイントアップです。えっでもアンソニー・ホプキンスは右利きじゃないかって?いやそこはホラきっと矯正したんですよ!(笑)今後のレクター成長円熟過程で!両利きの方が何かと便利だし!

しかししつこいようですがウリエル君は本当に美しかったです。ミステリアスで妖艶だった。獲物の返り血を頬に浴びて優雅に微笑むその美しさといったら…!ちょっと脊髄がしびれるよ。ああ、美と残酷さというのは何故かくも相性が良いものなのか。実に眼福でありました。うっとり。




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ハンニバル・ライジング
【HANNIBAL RISING】

2007年 アメリカ・イギリス・フランス / 日本公開 2007年
監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス
(劇場鑑賞)




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