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2004年09月23日(木) 「バイオハザード 2 アポカリプス」

うあー楽しかったですよ! でもまあ、まず最初に断っておくと、私は原作ゲームのファンなのでこの映画に対してもたぶん評価が甘いです。しかも現在ちょうどリアルタイムにラクーンシティでアウトブレイクしてる最中なので無駄にテンションも高いです。おそらく今日の感想はゲームのバイオ知らない人にとってはまるで意味不明かと…おまけにネタバレしてます……すいませ……。

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お話は第一作目の続きで、アリスが目覚めて街に出るところからスタート。この荒廃した街の風景なんかがいかにもゲームのバイオって感じでとても良かったです。ビジュアル的によりゲームの世界に近くなった感じ。
それで今回はジルも出てきたりするんだけど、これがまたゲームそっくりなジルですげー感動。ほんとにあのままなんだよ!しっかしやけに露出度高いコスだなあと思ってたら、彼女ラストエスケープではデフォルトでああいう衣装だったんですね。いや私の記憶の中のジル(=最初のバイオハザード)は専らS.T.A.R.Sの制服姿だったからさ(笑)。いきなり色っぽくてビックリしたよ。(これ以外にも今回はラストエスケープをモチーフにした部分が多いらしい。)

あとゲームそっくりと言えばリッカー。見た目はもちろん動き方とかも超リッカーだった。リッカーって、トカゲのでっかいみたいなあの舌が長いモンスターね。それでジル達が教会でこいつらに狙われるシーンがあってね、あーリッカー相手にハンドガンじゃ心許ないよなあーとかプレイヤーマインド120%で見ていたら、颯爽とアリスが現れてド派手に退治してくれるわけだ。いやあ圧巻だったねぇ!そりゃもうダンテもビックリなカプコン的スタイリッシュぶり(今回のアリスの超人ぶりはダンテに匹敵すると思います)。まあデビルメイクライと見紛うような華麗なるアクションはひとまず置いておくとしても設定面でゲームに忠実で嬉しいというか、つまり、例えばここでベレッタ2,3発で簡単にリッカーが始末できたりしたらマニアは興醒めなわけですよ。奴らグレネードランチャーとか使って倒す敵だから。そのへんも含めて序盤のこの教会シーンは今回の映画の中で一番好き。非常にカプコンぽかったと思う。妙な誉め方だけど。
追跡者(ネメシス)もほとんどゲーム通りの見た目だったし(ロケットランチャー持って登場だぜ!)、ゾンビ犬も出てきたし、あとはハンターでもいればモンスターは完璧だったネ! 通常の人間ゾンビももちろん出てきますが、すごかったですよ数が(笑)。あわわどうしようこれじゃ弾が足りないよ!と自分のことのようにうろたえました。引き続きプレイヤーマインド120%。

ただ、ストーリーが後半ちょっとイマイチだった気はします。救出する・脱出するということよりも人間同士の戦いになっちゃうし、それに「さあどうぞ手合わせしてください」と言われて始まるラスボス戦なんてありえないだろ普通!しかも武器なし(格闘)で!(笑)

そんな感じでバイオ好きな一オタクとしてはたいへん楽しめました。でも一人で観たので見終えた直後の興奮をその場で発散できなかったのが非常に悔しかったです。周り見回すといかにもバイオやってそうな人がたくさん一人で観に来ていたので(仲間?やっぱそういう映画なのこれ?)いっそ片っ端からつかまえて語り合いたかったです。(やめて!)
あと毎回思うけどパンフレットもオススメ。映画にかかわることだけじゃなくてゲームの紹介とか銃器の解説とか充実してて大好きだー。






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バイオハザード 2 アポカリプス 
【RESIDENT EVIL: APOCALYPSE】

2004年 アメリカ・カナダ・イギリス / 日本公開:2004年
監督:アレクサンダー・ウィット
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス、イアン・グレン
(劇場鑑賞)


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