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2003年12月24日(水) アンダーワールド

さ、イブだろうがなんだろうがお構いなしに更新ですよ。「フォーン・ブース」に引き続き、相当前に観たくせに感想書いてなかったシリーズ第二弾「アンダーワールド」。頑張って思い出して書くぞ!
えーと、吸血族(ヴァンパイア)と人狼族(ライカン)の争いを描いたバイオレンスホラーです。人類が気付かぬところで千年以上に渡って続いていた彼等の闘争が、ある人間の青年医師の存在によって新たな局面を迎える。

ヴァンパイアが二丁拳銃構えて戦闘、血を飲む場面はほとんど皆無という、バイオレンス度が高くてわたくしの愛する耽美+デカダン度は低い仕上がりでしたが(笑)、これはこれでなかなか面白かったです。耽美度低いとか言ってもヴァンパイア屋敷の雰囲気なんかはそれなりにゴシックだったし(まあこれはライカン側との対比を強調する意味もあるんだけど)、鬱々と雨が降り続ける暗い街、派手な銃撃戦、モノクロに近いダークな映像、と、ビジュアル面で独自のこだわりが感じられました。そしたら監督はミュージックビデオ界出身の人なんだって。納得ー。
話の流れも嫌いじゃないなあ。ストーリー自体は陳腐といえば陳腐ですが、少なくとも戦いにきちんと意味を持たせていたという点で、例えば「リーグ・オブ・レジェンド」なんかよりははるかに良かったのではないかと(笑)。

あとは、キーパーソンとなる青年医師のヒロインっぷりが良かったです。いや彼はもちろん男性ですけども、ほぼモンスターしか出てこないこの映画において一人かよわい人間なので、ケイト・ベッキンセールに頼りっぱなし&守られっぱなし。これをヒロインと呼ばすして何と呼ぶ。それとこの人、変身しそうになったときの悶え方がちょっと普通じゃないっていうか、一人車の後部座席で荒い息を吐きつつ自ら胸をはだけたりしてかなり突っ走り気味のオーバーアクションなところが非常にグー!でした。その後注射器でほんのちょこっと血を抜かれるシーンでもハァハァ言いながら涙目で身悶えしたりして、あんた普通の健康診断でもいちいちそんなリアクションするのかよ!(つうか自分が医者じゃん!)って感じでしたけど(笑)。いやぁいいねぇキミ!名前なんていうの?スコット・スピードマン君?憶えておくよ!


以上、印象に残ってるのはそんなところかな。公式サイトは→コチラ!





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アンダーワールド 【UNDERWORLD】

2003年 アメリカ / 日本公開 2003年
監督:レン・ワイズマン
出演:ケイト・ベッキンセール、スコット・スピードマン、
マイケル・シーン、ビル・ナイ
(劇場鑑賞)



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