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2003年09月13日(土) ワー!マイキー2003

えーと、実は観たの一ヶ月くらい前(!)なんだけど、思い出して書きます。恵比寿の東京都写真美術館で上映されていた「オー!マイキー!」の特別編。「オー!マイキー」ご存じない方はこの辺とかこちらとかご参照下さい。昨年関東地区では火曜日の夜に放送されてたのですが呆気なく終了してしまい、ちぇー残念だなー、…と思っていたら現在はまた土曜日の夕方に放送されているらしい。そうなんだ。知らなかった。


通常このシリーズは一話5分にも満たない超掌編ですが、今回特別編ということで60分CMなし(当たり前)エンドレスで楽しめました。あ、そうは言っても60分の長編ドラマになっているわけではなくて、一話一話の掌編を連続して楽しめるということね。前半既に放送されていたりDVDに含まれてたりする話もあったものの、途中からはほとんど未公開のものばかりでお得な気分。
で、これも特別編ということを意識してかどうかわかりませんが、主演のマイキー一家以外にいろんなキャラが満遍なく登場しております。イザベラ姫とか南出君とかブラウン兄さん、そしてわたくしお気に入りの川北ファミリー等々。川北パパが最後にマイキー&マイキーパパを見かけて呟いた「うわ!外人や!」(超大阪弁)っていうのが妙にリアルで笑えたなあ。ローラちゃんのママが結構美人なくせに娘そっくりの自己中ぶり(というか娘が彼女に似たのだろう)なのも楽しかった。あと美人といえば家庭教師のトレイシー先生だよ! マネキンのくせしてあの色気は何だ。叶姉妹もびっくりな大胆水着や下着姿で堂々登場、ファン(いるのか)の期待を裏切りません。その他、ボブ先生とかエミリーちゃんとか双子とか、レギュラーメンバーももちろん健在。

個人的には吸血鬼の話が怖くて良かったです。いや、怖いって、見た目がね(笑)。メイクであんなに怖ろしくなるもんだなあ。このシリーズって、要するに派手なお人形遊びの一種だと思うんだけど、例えばサンダーバードとかひょっこりひょうたん島みたいに人形劇目的で作られた人形ではなくて、既製のマネキンに目を付けたところが目新しかったと思います。当然のことながらマネキンには表情も動きもないし、しかも没個性というか、人間をかなり理想的に記号化した形で作られているわけですが、それをこうしてわざわざキャラ立てする方向で遊んでるから面白い。能や文楽を生み出した我が国ニッポンならではの、新メディア時代のエンターテイメント!(言い過ぎ)


しかし観た後しばらくの間「アハハハハハ!アハハハハハ!」っていう笑い声が頭の中で鳴り響いて止まりませんでしたよ…。フーコン一家のあの笑い声は強烈だ。



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ワー!マイキー 2003

2003年 日本
監督:石橋義正
出演:マイキー、ジェームズ(マイキーパパ)、バーバラ(マイキーママ)、
ローラちゃん、エミリーちゃん、双子のトニー&チャールズ、
ボブ先生、ボブママ、トレイシー先生、川北ファミリー、etc.
(劇場鑑賞)


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