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2003年06月05日(木) サラマンダー

これは過剰な期待を抱かなければそれなりに楽しめると思います。いや私は嫌いじゃないですよ! 何だろうなあこれは、たとえて言うなら昔懐かしき「トレマーズ」をシリアスにしてスケールも大きくして21世紀らしくVFXも駆使してみましたいかがでしょう、みたいな愛すべきB級テイストっていうか?えっ違う?
とにかくモンスター(正確には竜)パニックものです。古代地球上に君臨していた巨大竜のサラマンダーが突然現代に甦って人類を絶滅の危機にさらすというお話……なんだけど、いやあその甦り方がまた本当に唐突なところが最高でした(笑)。だって工事か何かで地下掘ってたら突然甦ってガオーって火を吹いて飛んでっちゃうんですよ。えぇちょっと今の何?!なんでロンドンの地下に?つーか何千万年もどうやって生きてたの?などとうかうか面食らってると、次のシーンではもういきなり20年が経過しすっかりサラマンダーが地上を支配していることになっているのでさらに面食らうことウケアイです。上映開始後わずか5分で有無を言わせぬこの展開。素晴らしい。まあ要するに竜出現のきっかけなんかどうでもよくて、サラマンダーが人類をおびやかしているシチュエーションになってからが本番だぞということなんだけども、この潔い強引な出だしが私はたいそう気に入りましたよ。

そんなわけでその後は荒廃した地上を舞台にわずかに生き残った人間vs.サラマンダーの戦いが繰り広げられます。ただしどちらかというと竜に怯えて暮らしてる状態から竜に立ち向かおうとする人間サイドの様子が中心に描かれるため、サラマンダー自体の出番は私が想像してたより少なかった。それでも出てくる時は火を吹いたりしてまあまあ迫力あるので、おおバハムート!ギガフレア!(違) とか思いつつ勝手な方向で楽しませていただきました。いや□社さんもこういうの作ってくれればよかったのに…今更ですけど…。


楽しみにしていた主演のクリスチャン・ベイル王子は、髭面だったため綺麗なお顔をきちんと拝むことができなくてちょっと残念でした。でもこの人、声がすごくセクシーですね!「リベリオン」を見逃してしまったことがやっぱり非常に悔やまれます。

しかしやはり今回特筆すべきはマシュー・マコノヒーでしょう。最初誰だかわかんなかったですよ! ていうかあれは絶対コリン・ファレルと競ってると思う。コリンちゃんのブルズア〜イが羨ましかったんだと思う。ま、可愛らしさではコリン・ファレルが断然上だけど(単なる依怙贔屓)、キレっぷりはなかなか良かったです。



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サラマンダー 【REIGIN OF FIRE】

2002年 アメリカ / 日本公開:2003年
監督:ロブ・ボウマン
出演:マシュー・マコノヒー、クリスチャン・ベイル、
イザベラ・スコルプコ
(劇場鑑賞)



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