関東へお引っ越しされたお知り合いと 2年ぶりに会いました。
四条の南座前で待ち合わせ。 親たちは2年の空白はなかったかのように すぐにおしゃべりをはじめたのですが、 2年ぶりに会う子どもたちは どこかぎこちない。 子どもにとって、2年という時間は とてつもなく長い時間なんですね。
八坂さんを抜け、石塀小路から まるで猫になったような気分で(笑)、 「ねねの小径」を経て 高台寺へ行きました。
この辺りは時々来るのに、 高台寺に足を踏み入れるのは 学生時代以来、ん十年ぶりかもしれません。
こんなに高台寺は広かったっけ?と思いながら、散策。 東山を背後に落ち着いたお庭は 少し色づき始めていました。 今日は霊屋が特別拝観出来るとのことで、 中を見学。 400年を経ても塗りが色あせていないことに 驚きました。 ねね様はこの下に眠っておられるのですね。。。 娘たちは土葬された場合、 人の体はいったいどうなるの?…と、 それが気にかかったようですが。
高台寺をあとにし、二年坂・産寧坂へ。 あまりの人の多さに驚きながら、 清水寺に到着しました。
清水の舞台から市内を一望し、 音羽の滝で霊水をいただきました。 娘がおみくじをひくというので、 ひいてみたら、なんと「凶」(>_<) ま、今が一番悪いときで、 これから上向きになると考えておきましょう。。。
清水さんを出て、昼食をとり、 またもと来た方向へと歩き始め、 円山公園をめざしました。 途中、あまりの車の多さに 路地へ入ったのですが、 路地ってちょっと異空間トンネルに入ったようで、 ワクワクします。 いったいこの道はどこへ通じているのだろうと思っていたら、 ひょっこり、八坂の塔の前に出てきました。
そしてねねの道へともどり、 長楽館の横を通り、円山公園を抜け、 知恩院へと向かいました。
知恩院では、七不思議を探します。 七不思議のほかにも、扉の落し金についたかっぱを発見しました。 このかっぱは大人は見過ごしてしまいそうですが、 ちょうど子どもの目の高さにあったので、 見つけられたようです。
知恩院を出たあと、青蓮院の前でちょっと休憩をし、 その後、疎水沿いを散策しながら、 京阪丸太町駅まで歩きました。
いつもは車で通る冷泉通りの疎水沿いも 歩いてみると、 今も現役の夷川発電所の水流の音が思いのほか大きいんだとか、 第3代京都府知事北垣国道の銅像がたっているとか、 今まで気づいていなかった小さな発見がありました。
そして、今まで私にずっとひっついていた娘も 銀杏の実が落ちている散歩道で なんとなく、H君とN君とクスクス笑いながら、 小さないたずらをはじめ、 そう思っていたら、もう駅に到着。
今日の楽しいひとときをかみしめながら、 また元気でね…と、お別れしたのでした。
それにしても、今日一日、よく歩きました。。。
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