ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2004年04月24日(土) 馬頭琴

お知り合いが誘ってくださり、
お昼から、家族3人連れ立って、
馬頭琴と「スーホの白い馬」の朗読会へ出かけました。

馬頭琴の音をナマで聴くのはこれがはじめてです。
奏者は、中国内モンゴル自治区ご出身の蘇和(スーホ)さんという方。
おぉ、物語からそのまま出て来たようなお名前!

馬頭琴の音というのは、なんとなく二胡に通じるような音がします。
少し物悲しいような…けれどゆったりとしている…そんな音。
目を閉じて、モンゴルの草原と空を思い浮かべながら、
馬頭琴の音色に耳を傾けました。

馬頭琴の弦は、もとは馬のしっぽを使っていたらしいですが、
最近はナイロン糸とのこと。
外弦に120本、内弦に80本の糸が使われていると、解説してくださいました。
(そんな細い糸が寄り集まって弦になっているんですねー!)

娘のリクエストで、スーホさんのCDを購入。
家に帰ってからも、馬頭琴の音色に浸っています。


スーホの白い馬」を読むときには
馬頭琴の音色を思い浮かべることでしょう。

ところで、帰って来てから久しぶりに開いたこの絵本、
虹が主虹と副虹と二つかかっていることに気づきました。
う〜ん、モンゴルの草原で二重に出来た虹を見てみたいものです…。



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