お知り合いが誘ってくださり、 お昼から、家族3人連れ立って、 馬頭琴と「スーホの白い馬」の朗読会へ出かけました。
馬頭琴の音をナマで聴くのはこれがはじめてです。 奏者は、中国内モンゴル自治区ご出身の蘇和(スーホ)さんという方。 おぉ、物語からそのまま出て来たようなお名前!
馬頭琴の音というのは、なんとなく二胡に通じるような音がします。 少し物悲しいような…けれどゆったりとしている…そんな音。 目を閉じて、モンゴルの草原と空を思い浮かべながら、 馬頭琴の音色に耳を傾けました。
馬頭琴の弦は、もとは馬のしっぽを使っていたらしいですが、 最近はナイロン糸とのこと。 外弦に120本、内弦に80本の糸が使われていると、解説してくださいました。 (そんな細い糸が寄り集まって弦になっているんですねー!)
娘のリクエストで、スーホさんのCDを購入。 家に帰ってからも、馬頭琴の音色に浸っています。
「スーホの白い馬」を読むときには 馬頭琴の音色を思い浮かべることでしょう。
ところで、帰って来てから久しぶりに開いたこの絵本、 虹が主虹と副虹と二つかかっていることに気づきました。 う〜ん、モンゴルの草原で二重に出来た虹を見てみたいものです…。
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