ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2004年01月25日(日) ホームコンサートで。

ピアノの先生のご実家で、
今日はホームコンサートが催されました。
集まったのは、ギャラリーを含めて20数名。
それぞれに練習してきた曲を披露して行きます。
娘も10月から練習してきた曲と
今年に入ってから増えた1曲と2曲弾く予定です。
先生のお宅での発表会とあって、
舞台があるわけではないので、
なごやかな雰囲気なんですが、
それでもいざ、グランドピアノを前にすると
きっと緊張するだろうなぁ…と、
こちらの方がドキドキしてしまいました。

実は去年の春、娘にとっては2回目の発表会があったのですが、
彼女はリハーサルのときに終わらないレコード状態になってしまい、
それが引き金となって、緊張の糸がブチッと切れてしまったのです。
おかげで発表会の間中(2時間以上も)泣きじゃくり、
結局、本番に出なかったという苦い経験があります。
(彼女は発表会が終わったら、弾かなくてすんだことにほっとしたのか
ケロっと泣き止んだのですが、親はしばらく立ち直れませんでした。)

前回のことが(親にとって)トラウマになっているので、
娘が椅子に座って弾き始めるまで、ドキドキしてしまいました。
弾き始めたら、音が安定していたので、ほっ…(安堵)

弾き終わった後、娘は満面に笑みを浮かべてもどってきました。
彼女も今回は上手に弾けて、嬉しかったのでしょうね。
ひとつ壁を乗り越えられて、本当によかったです…。


それにしてもピアノというのは不思議な楽器です。
同じ楽器なのに、弾く人によって、
全然違う表情の音を奏でます。
先生が(クラリネットの伴奏で)弾かれると、
まるで魔法がかかったように
うっとりとした音色になるのでした。


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