ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2004年01月23日(金) 引き算のお話、その後。

昨日から、とても寒いですね。
比叡山から流れてくる川、
チョロチョロと水の流れが少ない川で、
いつもはセキレイがしっぽを振りながらいるのですが、
今日は凍っていて、セキレイの姿は見えません。
小鳥はこの寒い中、どこで暖をとっているのでしょうね…。

さて、冬休みに娘の引き算のことを書きました。
(18−3というくり下がりのない計算なのに、
10を借りてきて3を引き、それに8を足して計算していたというもの)
その後、やはりどうしても気になるので、
お知り合いから、2年前の1年生の教科書を借りてきたのです。

それを見ると、「20までのかず」という単元の中で
「10といくつ」というページがあり、
そこには、
10+7 10+5  10+9  10+10
という足し算と、
14-10 14-4 16-10 12-2 17-7
という引き算の例がのっていました。
このページが、現行の教科書にはないんですよね…。
このページをやっていれば、おそらく
10いくつから引き算する場合、
くり下がりのない場合もあると体感できたんじゃなのか…!?と思い、
先生へ連絡帳でお知らせしたのです。

きのう、先生からはお電話をいただきました。
今の指導では、くり下がりのない引き算に関しては
2年生になってから習うことがわかりました。
しかし、娘のような例が他の子でも見受けられたことも
あったそうです。
(空き時間に自分で問題を作っていた子のなかに、
やっぱり娘のような計算していた子が何人かいたらしい。)
子どもにしてみれば、10いくつの計算を習った時点で、
15−3も15−9と同じように計算しようと思うだろうし、
2年生までくり下がりのない引き算をしないというのは
やっぱり不自然な気がします…と、こちらの思いを伝えました。
(それに10といくつのベージがなくなったことも
影響しているんではないか…ということも。)

今朝、主任の先生からも2年生の教科書をみせていただく機会があって
ふたたびお話をしました。
主任先生は最後に、
「この事例は算数報告会に今度報告いたします」とおっしゃいました。
先生にお伝えしようかどうしようかと、当初は悩んだのですが、
やっぱり働きかけてよかったかも…と、思った次第です。

それにしても…2年前の教科書と今の教科書を比べてみて、
今の1年生、これもあれも習わないのか〜と、
今更ですが、とてもショックを受けてしまいました。
娘たちの学力、こんなんで本当に大丈夫かなぁ〜!?




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