ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年04月08日(火) 雨の入学式

朝、どんよりとしたお天気…う〜ん、大丈夫かしら?と思っていたら、

8時頃から雨が降り出しました。

それにベランダから見える若葉が出て来た木々たちの枝も

大きく左右に揺れています…はぁ、風も強そう…。


10時前に家を出発しました。

風雨の中、あっという間に足下がぬれていきます。

(学校までは3分…たったそれだけなのに、もうびちょびちょ…。

風で傘が役に立っていないのです…とほほ。)

枝垂れ桜の前で写真を撮りましたが、

レインコートに傘をさして…と、

あまり記念撮影という雰囲気ではありません…(^^;


受付で、娘は3組とわかりました。

6年生のお姉さんが名札を左胸につけてくださいます。

娘は、先生に案内され、子ども達が座る前の席へと行きました。

クラスの人数は31名。

今年から京都市では31名以上のクラスの1・2年生には、

担任の先生プラス、T.T.(ティームティーチング)の先生が入ることになり、

二人体制となっていました。

学校側も1年生を万全の体制で迎えて下さっている雰囲気が伝わってきて、

少し心強くなりました。


校長先生のお話の後、2年生のお兄ちゃんお姉ちゃん達が

歓迎の言葉と歌、それに鍵盤ハモニカの演奏を披露してくれました。

うーん、1年経つとこんなに成長するのねぇ…と思うと、

思わず涙目。(←ほんと、最近涙腺弱い…。)

雨足が強くなり、体育館の屋根にあたる雨の音が、高い天井に響きます。

この音は懐かしい音…。

自分の子どもの頃に聞いていた音。

この音を身体はちゃんと覚えているのですねぇ。

自分が過ごした体育館の匂いやボールの跳ねる音…

そういったものを思い出しました。

それから校歌。

中学や高校のときの校歌は忘れてしまったのですが、(^^;

小学校の校歌は今でもちゃんと歌えます。(^-^)

私が通っていた小学校でも歌詞の中に「ひえいのやまにぃ〜」と

比叡山が出てきましたが、

娘が通う小学校の歌詞の中にも、もちろん出てきます。

(ここの小学校は、比叡山の裾野にあります…。)

私が小学校からみていたのは、朝日の光があたる比叡山。

娘達は、朝日がのぼる側にある比叡山をながめます。

これから、四季折々の比叡山の表情をながめながら

登校することになるのでしょう♪

…私が通っていた学校は高台にあって、

晴れた日は窓から、琵琶湖大橋がながめられました。

それを見ると、「あ、今日はいいお天気だな♪」なんて思っていたものです。

娘は比叡山の表情を見ながら、今日のお天気を感じとるのでしょうか…!?


夜、夕食を食べていると、急に娘の元気がなくなりました。

「どうしたの?」と聞くと、

「トイレはどうしたらいいの?

お腹が痛くなったら、どこへいけばいいのかわからない。

お茶が飲みたくなったら、どうするの?」と

明日からの小学校生活の不安な気持ちがいっぱいなあまり、

泣き出しました。

(けれど、娘は「泣いてない! 目になにかが入って痛いの!」と

自分が不安で泣いていることを否定…相変わらずの強がりさんです…。)

「大丈夫、わからなかったら先生に聞けば教えてくださるよ。」と

はげましましたが、

さてさて…明日からの学校生活、どうなることでしょうか!?



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