ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年01月28日(火) 渡り鳥のように / 湖と山と

今朝、賀茂大橋を渡りながら、娘との会話は、

渡り鳥のことでした。

今、この賀茂川にいる鳥たちは、もっと寒い国から

ああ、ここはあったかいなーってやってくるけれど、

日本の夏は、暑すぎてやってられん!と思って寒い国へといっちゃうし、

夏、日本で過ごすつばめさんのような鳥は、

日本の冬は寒すぎてこごえそう…って、どこかあたたかな国へと

行っちゃうし…という話をしていたら、

娘が「人間にも羽があればいいのにねぇ。

ママは寒いのきらいでしょう?

だから、あったかい所へ飛んで行ければいいのにねぇ!」ですって。

ほんとに…そうしたいわ、笑。

___________________________________

お昼、父と二人で琵琶湖ぞいのホテルで食事をとりました。

父と二人で食事…こんなこと、初めてではないかしらん…。

ホテルのレストランから見える琵琶湖…。

さざ波を見ていると、風が見えてきます。

その先には、白く雪をかぶった比良山。

…学生の頃から、この風景が好き…。

この風景の中にいると、心が透明になって、落ち着くのです。


ぼぉうっと見ていたら、小さな定期船が、ふと目にとまりました。

ゆっくりとすすむ定期船の後を、

白いユリカモメたちが隊列を組むようにくっついて飛んでいます。

船からもらえるエサが目当てなんだろうけれど、

ふふっ、なんだかちょっと笑える…。





 < 過去  INDEX  未来 >


こみち [風の小径]

My追加