ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年12月27日(金) *雪* キラキラ

宅急便屋さんが来たので、

ドアを開けると、

いつのまにか、

外では雪が降っていました。

急いでコートを着込み、

娘と虫眼鏡を持って外に出ました。

そして、

コートに降り掛かる雪、

植え込みに舞い落ちた雪を

虫眼鏡でながめます。

すると、

雪がとけていくほんのわずかの間に、

その結晶の姿を見ることが出来るのでした。

「ゆうちゃん、スキーのとき、雪の結晶みたよ♪」

ふふっ、きっとここよりゆっくりと、

雪の結晶は眺められたに違いありません。(^-^)


しばらくすると、雪がやんだので、

家の中に入りました。

まもなくお日さまが顔をだしました。

娘が「お母さん、ほら! キラキラ光っているよ!」

と、指差しました。

見ると、

電線にネックレスのように連なった水の粒が

光を反射して、

キラキラと、

時に虹色の光を放ちながら輝いているのでした。

そうして、

家々の屋根からは、

白く蒸気が立ち上って行きます。

まるで、

水の精が衣をひるがえして天にのぼっていくよう…。

不思議で美しい光景でした。


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