ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年11月15日(金) 教会の聖堂にて

今日は、幼稚園の七五三のお祝いに教会へと出かけました。

娘の通う幼稚園はカトリック系で、

毎年、11月15日には、

神父様にお祝いしていただきます。

娘が入園した年は、

司教様が園に来て下さるという理由で、

幼稚園のホールで行われ、

去年もホールで行われたので、

教会でのお祝いは、

娘にとっては、今年がはじめてのことでした。


教会へ向かう途中、

高野川沿いは、

れんが色へと変化した桜並木が続いていました。

その教会のある界隈は、

昔、一人暮らしをしていた頃、

毎日、この横を通り過ぎて、高野川を渡り、職場へと通った、

私にとって、とても懐かしいところ。

しかし…、中の聖堂には、

いまだ一度も足を踏み入れたことはなかったのでした。


聖堂に入ると、

美しく磨かれた床に暖かなビロードの敷物。

そして、やはり丁寧に磨かれた木の椅子…。

見上げると、チョコレート色をした木の天井の梁が

まろやかで美しい格子柄になっています。

ステンドグラスからもれるやわらかな光のせいか、

それとも、お一人のお母さまがオルガンで奏でてくださっている

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の調べのおかげか、

聖堂の中の空気は、

人を包み込むような優しさがあるのを感じました。


やがて、神父様によるお祝いがはじまりました。

私はいつも聖歌を歌いはじめると、

なんだか胸がいっぱいになって泣いてしまうのですが、

今日は最後まで、歌うことが出来ました。(ほっ♪)

娘は、なんとか、

マリア様にお花を捧げる役をこなし…(これも、ほっ♪)

式はとどこおりなく終わりました。

(きのう、「ない!」とさんざん探したロザリオは、

幼稚園に落としていたらしく、

先生が拾ってくださっていて無事でした…

落とした所が幼稚園でよかったね…これにも、ほっ♪)


娘は帰って来てから、

「千歳飴を食べると、大きくなれるんだよ♪」と言いながら、

食べはじめました。

私がちょっと疲れて、寝ていたのをいいことに、

1本、ペロリ…。

おいおい、それはいくらなんでも、食べ過ぎでないかい!?…笑。

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←11月14日の日記も書いています。






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