娘の幼稚園最後の運動会、曇り空の中、はじまりました。
子ども達が鴨川沿いのグラウンドに入場してきます。
まずは、お祈り、そして聖歌。
この時点で、少し涙腺があやしい…。
その後、音楽に合わせて体操がはじまると、
娘が思いっきり元気な声で歌いながら、本当に楽しそうに体操しています。
その様子を見ていたら、ふいに、ぽろりと、涙が落ちていきました。
プログラムがすすみ、年長児たちの最初の見せ場
「組体操」がはじまりました。
最初は、「ひとり」の技、次は「ふたり」、そして「さんにん」…
だんだんと技が高度になっていきます。
「くじら」という技では、
娘は3段ピラミッドの一番上になっていました。
そして、ハイライトは年長児全員による「かいていかざん」
子ども達がいっせいに、放射状になって、
でんぐり返しをしてブリッヂをするところは圧巻でした。
年長さんになると、こうしてみんなで呼吸を合わせて演技ができるまでに
成長するのですねぇ…しみじみ。
ちびっこオリンピックでは、きのうパパと練習していた「さかあがり」
結局、先生にちょっとお尻を押してもらって、どーにかこーにか…。
それより! おーい、娘〜!
縄跳びなんて、一言も私には言ってなかったじゃないかぁ…!
ああ、わかっていたら、練習させるのだったのにぃ…苦笑。
運動会が終わる頃には、青空も見えてきて、かなり暑くなってきました。
最後の競技、リレーも無事終わり、
娘は記念に「優勝カップ」(←年長全員もらえる)をいただいて御満悦♪
しかし、娘は何度訂正しても、しばらくすると
「しょうゆうカップ」って言うんです…くすっ、そう思い込んでるのねぇ。
ハハは何も競技に参加してなかったのに、疲れ果てました…
ああ、こんな時に歳を感じます…ふぅ。
運動会の後、修道院の日本家屋の縁側で、おにぎりをいただきました。
この縁側に座って、こうしてお昼をいただくのも最後です…。
このお庭の風情が好きでした…。
修道院の枯山水のお庭と、幼稚園のお庭の境目には、
いろんなものが植えられています。

プールの横には「ムラサキシキブ」

そして、この薄紫の花は、チョウチョの花園でした。
(どなたか、このお花の名前をおわかりでしたら、教えて下さいまし…。)
ヒラヒラといろんなチョウチョがやってきます。
写真には撮れなかったけれど、美しいアオスジアゲバも
この花の蜜レストランの常連さんのようでした♪
この小さな花園を横切って、修道院の方へ…。
娘が、おばあちゃんに説明しながら歩きます。

「これがレモンの木」

「こっちにミカンがあるんだよ」
娘が嬉しそうに説明する姿に、
ここで、娘の生活の一部があることを、
本当によかった…と思えたのでした。
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