ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年10月06日(日) 幼稚園最後の運動会

娘の幼稚園最後の運動会、曇り空の中、はじまりました。

子ども達が鴨川沿いのグラウンドに入場してきます。

まずは、お祈り、そして聖歌。

この時点で、少し涙腺があやしい…。

その後、音楽に合わせて体操がはじまると、

娘が思いっきり元気な声で歌いながら、本当に楽しそうに体操しています。

その様子を見ていたら、ふいに、ぽろりと、涙が落ちていきました。


プログラムがすすみ、年長児たちの最初の見せ場

「組体操」がはじまりました。

最初は、「ひとり」の技、次は「ふたり」、そして「さんにん」…

だんだんと技が高度になっていきます。

「くじら」という技では、

娘は3段ピラミッドの一番上になっていました。

そして、ハイライトは年長児全員による「かいていかざん」

子ども達がいっせいに、放射状になって、

でんぐり返しをしてブリッヂをするところは圧巻でした。

年長さんになると、こうしてみんなで呼吸を合わせて演技ができるまでに

成長するのですねぇ…しみじみ。

ちびっこオリンピックでは、きのうパパと練習していた「さかあがり」

結局、先生にちょっとお尻を押してもらって、どーにかこーにか…。

それより! おーい、娘〜!

縄跳びなんて、一言も私には言ってなかったじゃないかぁ…!

ああ、わかっていたら、練習させるのだったのにぃ…苦笑。


運動会が終わる頃には、青空も見えてきて、かなり暑くなってきました。

最後の競技、リレーも無事終わり、

娘は記念に「優勝カップ」(←年長全員もらえる)をいただいて御満悦♪

しかし、娘は何度訂正しても、しばらくすると

「しょうゆうカップ」って言うんです…くすっ、そう思い込んでるのねぇ。

ハハは何も競技に参加してなかったのに、疲れ果てました…

ああ、こんな時に歳を感じます…ふぅ。


運動会の後、修道院の日本家屋の縁側で、おにぎりをいただきました。

この縁側に座って、こうしてお昼をいただくのも最後です…。

このお庭の風情が好きでした…。


修道院の枯山水のお庭と、幼稚園のお庭の境目には、

いろんなものが植えられています。




プールの横には「ムラサキシキブ」




そして、この薄紫の花は、チョウチョの花園でした。

(どなたか、このお花の名前をおわかりでしたら、教えて下さいまし…。)

ヒラヒラといろんなチョウチョがやってきます。

写真には撮れなかったけれど、美しいアオスジアゲバも

この花の蜜レストランの常連さんのようでした♪

この小さな花園を横切って、修道院の方へ…。


娘が、おばあちゃんに説明しながら歩きます。




「これがレモンの木」




「こっちにミカンがあるんだよ」


娘が嬉しそうに説明する姿に、

ここで、娘の生活の一部があることを、

本当によかった…と思えたのでした。



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こみち [風の小径]

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