土曜日に発生した「新潟中越地方地震」 被災地の皆様には一刻も早く、食料などの物資、毛布などの防寒資材のほか、 ライフラインの早急な回復を祈ります。
新潟には、スキーで何度か行ったことがあるだけでしたので、 知人と言ってもそんなに多くなく、学生時代の友人が新潟市内にいるぐらいか・・・・ 彼女は大丈夫だろうか・・・と心配していただけでした。
どこそこで震度はいくつ。とか、 あそこでは土砂崩れが、そちらでは村道が崩壊し孤立している・・・など報道されていても、 記憶に引っかかる地名がないなぁと思っていました。
が! 今日の昼、ヤフーニュースなどで検索していて見つけた記事に心当たりが。
「新潟中越地震: 名産ニシキゴイ 断水で全滅危機 小千谷 新潟県中越地震で、ニシキゴイの飼育、 観賞施設「小千谷錦鯉の里」(小千谷市城内)で飼われている 約280匹のニシキゴイの命が危機にひんしている。」
あ!
私、この「錦鯉の里」行ったことがありますよ!
新潟の長岡地方にあるのですが、この地域にある温泉に行った際、 帰りにちょっと足を伸ばしてこの施設を見学したのでした。
この夏うちの支部が担当した研究会の全国大会で、 新潟支部が担当した年ですから、えーと・・・・何年前でしょう?(記憶が・・・笑)
確かこの年は、ある旅館を借り切って、 本当にもう、ほとんど強化合宿のように大会を開催したという記憶があります。 (だいたいは、どこかの大学施設を借りたりして昼間3日間研究会を開き、 夜は事務局の置かれているホテル・旅館等の部屋で夜通し宴会というパターンですね。 どんなスタイルで開催するかは、担当支部の采配に一任されているのです)
帰りの電車の時間まで数時間潰したくて、どこに行こうか迷い、 この「錦鯉の里」以外だとちょっと遠くてなかなかなぁ・・・と思って、 半分ダメ元で行ったのですが(苦笑)、 「錦鯉発祥の地」ということは、かなり町おこしの要因となっているようでして、 遊歩道の入口が錦鯉になっていたり、ちょっとショッキングでしたよ。
写真がどこかにあったはず・・・探してきてアップしたいですね。 きっと、あの錦鯉の地下道への入口は壊れてしまったでしょう・・・かなり古かったですからねぇ・・・
展示というか、飼育されている錦鯉は、本当に綺麗でしたよ。 これ一匹で、ん百万円もするのか・・・と思うと、 見る目もちょっと変わってきちゃうねーと話していた記憶があります。
家計図とも言うべき、繁殖の歴史図があったのですが、ああいう物も面白いですね。 今はもうなくなってしまった配色などもあったり、 この色とこの色でどうしてこの模様が?などと自然の不思議を感じたり。
錦鯉の里では、水道水が止まってしまったために、 飼育している池の水を循環させることが出来ず、水が濁ったまま。 このままだと、水中の空気が足りなくなり鯉達は死んでしまうそうです。 このような災害時は、どうしても人が優先となり、 動物達は後回しになってしまうようですが、辛いですよね。
うちにも動物が一匹。相方殿の実家にも一匹。 実家はワンコなので、最悪、人間と同じ物を食料としても大丈夫ですが、 うちの子は草食なので、彼女用にいくらかは準備する必要があります。 実際には、どのくらい牧草を持っていけばいいのか、水は?食料は?と考えると、 想像もつきませんが、1日と胃を動かしていないと死につながってしまう動物なので、 雑食である我々人間とは別に、彼女用のサバイバルグッズを用意しなければと思います。
現地では、仮設の簡易トイレもまだまだ足りず、流す水がなく結局は使用できない場所もあるとか。 倒壊の危険があるため住居の中にもいられず、 避難所の生活は、プライバシーもなく荷物の管理など緊張の続く状況が辛いだけじゃなく、雨露しのげても、暖房完備とは言いがたいらしいです。 逃げる時の足になればと、車の中で生活する人が多いようですが、エコノミー症候群も心配です。
これからどんどん寒くなる時期です。 せめて、どうか一日も早く仮設住宅などが出来上がるといいんですが・・・
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