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ホルモー、観てきたわけですが、つらつら思うに、あんなに罪深い映画も無いんじゃないかなぁ…とか、唐突に。
原作はあおによしと同時期に読んだんだけど、ホルモーの不思議さって、独特のものがあったんだよね。
「ホルモー」って、何? 「オニ」って、何?!
っていう凄く不安で所在ない感じ、それが登場人物と一緒に感じられる妙。 意味が分からないまま、どうにも納得できないまま、それでももう好奇心に負けて抜けるに抜けれなくなってく感覚。 原作の、それも初読だけに体感できる不思議な感情。
それが、映画を観るどころか予告編とか、パンフだけでも無くなってしまう悲しさ。 予告だけ観て、原作先に読んですらたぶんもう体感できない感覚なんだもん。 TVで強制的に観させられちゃうのはあんまりだと思う。
映画先に観ちゃった人には申し訳ないけれど、これだけは何の予備知識もなく読んで欲しい、そう思うから。
あ、文芸部には書き忘れたけど、部室にやたらレーズンの箱が積み上げられてたのも可笑しかったです。 原作どおりだと、有り得ないんだけどさ、ビジュアル的にはあの方が面白いよな。
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会社の関係の、鹿児島出身の方から「あくまき」なるものを頂きました。 これ、かのケンミンショーでもちらっと紹介されてた鹿児島独特のチマキ。 端午の節句に食べる風習があるんですが。 ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%8D
毎年実家方面からやたら送られてくるんで、知ってて食べれるなら手伝って…と一本頂戴したしだい。
実は鹿児島とはいささかの縁がある関係で、以前食べた経験はある。 でもその時のはもっとクセが強かった記憶があって(出してくれた人も「口に合うかどうか…」と心配げだったし)、それに比べるとまるで食べやすい、というか、まるで無味無臭(いや、ちょっとはするけど)。 なかなかに、作る家庭によって随分と味が違うもんだなぁ…と思った、今年のこどもの日でした。
きな粉より、砂糖醤油のが旨かったよ。
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「しゃばけ」ドラマのDVDを観る。 思ってた以上の出来。
これを上げる前に原作の感想を上げなはれ…<文芸部>自分
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