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『ぼくは落ち着きがない』 長嶋有 光文社
事件らしい事件が何も起こらない部室小説。 各クラスから推薦で決まる普通の図書委員達が仕事をしたがらないから、 図書(室)好きな連中が立ち上げてしまった図書部。 そんな彼らのごく普通な日常。
最近の子ら(高卒で就職してきた子とか)に聞くと、 何かで部活が潰れると「やった〜!」とか喜ぶらしいのだけど、 今時温〜い文化部なんてのはあまりないんだろうか? 朝も昼も放課後も部室に集ってダベッてる図書部の面々を見ていると、 昔の自分を思い出して妙に懐かしかったり。 でも「本が好き!」に連載されてたというからには、 “今時”の子達にも共感されてた、という事だよな?と思ってみたり。
ちなみに捧げられてた「写写丸」は判ったけど、 カッパノベルスはどう絡んでたのかがもひとつ判らないままだった。 そして書評コミュニティの「本が好き!」で連載、というのも良く判らない。 投稿部門があるのか、大江健三郎賞作家だからか。
デジャブな感想は「文芸部」にて。
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