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2004年11月21日(日) 『THE GLENN MILLER ORCHESTRA』

The 100th Anniversary of Glenn Miller's birth
THE GLENN MILLER ORCHESTRA JAPAN TOUR 2004

 やっぱり行ってしまいましたよ、グレン・ミラーオーケストラのコンサート!
 当然映画『スウィング・ガールズ』の影響ですが、
 やっぱり好きなんですよ、あーゆーノリの演奏。
 いつかまた行きたいと思っていたけれど、
 行ける理由ができるならこれは行くっきゃありません。
 聞き覚えの無い曲も結構あっても、楽しいです、ほんと楽しい。

 そしてチケット買うまで知らなかったんですが、
 今年はグレン・ミラー生誕100周年だったのね。


 さて、もう十年の単位での昔、一度だけ見たグレン・ミラーオーケストラ、
 最初幕が上がった時、こんなに人数が少なかった?と思ってしまった。
 ボーカルまで合わせても全部で二十人そこそこ。
 あの時はもっと多かったような気がするんだけどなぁ…
 と思うのは、初めて見た時の迫力とか感動とかのための錯覚だったのかも。

 グレン・ミラーのというか、ビックバンドの面白さというのは、
 ジャズのスウィングのリズムの楽しさだけでなく、
 トランペットやトロンボーンの先に特殊な蓋をして、
 独特の音を出す…というのもあるかも。
 帽子も音に変化をつけるアイテム。
 演奏だけでなく、それらをかざしたり取ったりするアクションも
 見ていてたまらない効果のひとつ。

 そして今回始めて付いたのは、ボーカルのお姉さんがかなり低音なこと。
 ホワイト・クリスマスなんて、デュエットなのにソプラノパート無いです。
 地声なのにあんなにしっかり声量あって綺麗な歌声って、素晴らしい。

 それから指揮者さんの持ってたトロンボーンの音が、
 他のトロンボーンと明らかに数段質が違ってたこと。
 あれはひとりだけ別格みたいな楽器ですよ、絶対。

 グレン・ミラーオーケストラのテーマ曲、ムーンライト・セレナーデ
 から始まり、ソロ奏者はズズズイーッと前に出てきて演奏。
 ひとりちっともスポットが当らないなぁ…と思ってたベース氏、
 最後ダニー・ボーイで独壇場でした。
 トロンボーンは指揮者さんがソロを取りがちなんで、
 あまりズズイーとは出てきません。

 1部、2部とで2時間近くの演奏でしたが、
 ずっとノリノリで最高のコンサートでした。

 では以下曲目。若干スクロールでよろしくです。

















第1部
 1.ムーンライト・セレナーデ
 2.アンヴィル・コーラス
 3.真珠の首飾り
 4.スリーピー・ラグーン
 5.タキシード・ジャンクション
 6.ディン・ドン!魔女は死んだ
 7.虹の彼方に
 8.ペンシルバニア 6-5000
 9.ドーヴァーの白い崖
 10.あなたはしっかり私のもの
 11.レインボウ・ラプソディー
 12.チャタヌガ・チュー・チュー
 13.カラマズー
 14.身も心も
 15.アメリカン・パトロール

第2部
 1.そりすべり
 2.クリスマス・ソング
 3.赤鼻のトナカイ
 4.メリー・リトル・クリスマス
 5.ホワイト・クリスマス
 6.茶色の小瓶
 7.ファイブ・オクロック・ホイッスル
 8.トゥー・リトル・タイム
 9.セントルイス・ブルース・マーチ
 10.ダニー・ボーイ
 11.イン・ザ・ムード
 12.ムーンライト・セレナーデ

そしてアンコール1曲。
この曲知らない曲でしたが多分一番のノリノリ曲。
そしてドラムスの独壇場!
ライティングもアクションも最高のスウィングでした。

やったね!


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