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本日読了の本
・竹内真「自転車少年記」新潮社
4歳で初めて自転車に乗れる様になった少年の成長記。
相変わらず、ひとことであらすじが書けてしまう、 普通の少年の普通の、でも物凄く理想的に見える成長物語。
と書くと、ケナしているようにしか見えないのだが、 図書館でこの作者を見つけるとつい借りてしまいたくなるのは、 そんな絵に描いたような青春に憧れてしまうから、かもしれない。
4歳のその時から傍らにはずっと自転車があって、 何かに挫折しても自転車だけは変わらなくて、 一途に一途に自転車を漕ぎ続けて、 それによって仲間がどんどん増えて行く…。
そういうものが見つけられなかった身には、 いろいろとチクチク痛いのだけれど、 好きな事に徹底的に打ち込んで行く楽しさは知っているから、 それをたっぷり味わえる嬉しさ、というのはあるのかもしれない。
あ、それと、見つけられなかった…んじゃなくて、 気付いていないだけ…という可能性もある、かも。 よく考えてみると、そんな可能性…というのはいくつかはあって、 でもいろんな言い訳をしてそれに思いっきり打ち込もうとしていないだけ… というのが有り得るんだよね。
もう今更…というのもあるけれど、 今からでも遅くない…という気持ちにもなれるかな。 だって4歳で始まった彼の物語が終った年齢分以上の年月など まだまだこれから残っているのだから。
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青様> あぁ、勘違い… すみませ…。 如何に集中を欠いたまま読んでいるかが露呈してしまいました。 完成された暁には、最初からまとめて読みたいですね。 そういうコーナーを作られるご予定はありませんか?
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手元を離れて行った子たちの成長っぷりを見られるのは嬉しいものです。 そうかぁ、そんな結果が出たか〜! あれはこんな風にしとけば良かったのだねぇ…と、 なかなかに勉強になるのでした。
次へ生かせると良いな。
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何かと少し、スリム化したいという思いがあります。 なんとか時間を作りたいものです。
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