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2004年07月20日(火) アライグマ

羊様>アニバーサリー3、おめでとうございます〜♪

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思い起こせば「トンカチと花将軍」は初めて読んだ
ナンセンスファンタジーでありSFだったのかもしれない。
そのネーミングセンスの妙さ、発想のハチャメチャさ、
それこそが今の自分のまさに源流なんじゃないだろうか?
とすら思う。
何を書いても物語がどこか全然違う場所に飛んでしまうのは、
あの面白さが未だ忘れられないからなのか。

その「トンカチと花将軍」に、一匹のアライグマが出て来る。
彼は毎日洗うのが仕事だ。
じっと腰を落ち着けてただひたすらに洗い続ける。
けれどうっかりすると花を咲かせてしまうのだ。

彼は尋常ならざる量の蔵書の持ち主で、
その本達を極めて大切にしているのだが、
しかし文字は読めない。

その文字が意味する事を知ってしまった時、
彼はいつだって苦悩する事になるのだ。


アライグマ、アライグマと言っていて、
ふとそんなことを思い出した。
私はどんなアライグマになれるのだろう?



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