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映画『CASSHERN』紀里谷和明 監督
観る時間が無い!と騒いでいたら唐突に行ける…つか 強行に行く事になりましたよ。 全席指定で残数僅か10席。 前から3列目の一番左の端…というデンジャラスな場所でした。
さてさて絢爛豪華なCGの中で唯一浮いてないと噂の ミッチーを見に行ったんですが、 見事にあの世界に融合してましたねぇ。 他の役者さんがみんなして普通に実写映画の役者たらんとしている中で、 ミッチーだけがなぜか舞台俳優してました。 でも思ったほどウザくなかったし、充分格好良かったですよ。 最後頑張ってあの中に入ってほしかった。 入ってれば世界はもっと変わったろうに。
ストーリーもテーマも、何がなんだか… でしたね。 いろいろと何かのオマージュみたいな…。
取り敢えず一言で言っちゃえば、半村良の「妖星伝」? エヴァも若干入ってるし、 舞台装置のイメージは1926年のサイレントSF映画の傑作「メトロポリス」!
戦闘シーンは聞いてたよりもっと何もなかったですよ。 マトリックスだのキルビルだの観てるしねぇ、 もちっと真面目にやって欲しかったかも。 だって、全部CGで胡麻化してるんだもん。 戦い始めた!と思ったらシーン替わって戻った時にはもう終ってたり…。 あんたらレディコミのHシーンすか?
ミッチーも良かったけど、 役者的には一番役者じゃない宮迫くんが一番良い演技してた様な気が…。 難しい訳を良く頑張ってたと思います。
取り敢えずテーマは古くから脈々とあるテーマのままで、 キリヤくんは結局自分なりにも結論が出せなかったんだなぁ…と思ったり。
突っ込み所満載というか、突っ込むところしか無い映画でしたけど、 やっぱり大画面で観てナンボで映画館で観て正解。
ところで、主役はやっぱり唐沢くん、だよね?
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