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某番組の黒板に「当番」と書いてあるのを見て、 そこは「日直」だろう? という突っ込みを入れた瞬間、 日直って、何の略? と、唐突に疑問になった。
早速辞書を引いてみると、 「日直」とは「昼間の当直」とある。 別に何かの略語ではないらしい。
では「当直」は、というと、 「当直」とは「日直・宿直」のことだとある。 「宿直」とは「泊まり込みの当直」のことらしい。 それでは…と「直」を引くと、 「当直・宿直」の略… だという。
ちょっと待て、これでは堂々巡りだ。 結局「日直」がなんだか判らない。
そもそも、「当直」も「宿直」も
警備・見張り・番人
的意味しか持っていない気がする。 軍隊の「当直」や平安の「宿直(とのい)」なんかが正にそれ。
でも、「日直」って言葉は今を去る事うん十年前、 小学校の時代にして日常的に使われていた。 その小学校の「日直」って、それじゃぁ、実はなに? だって、見張りとか警備とかじゃ無いよねぇ?
確証はないけど、戦前戦中からあったんじゃないかと思われる 「日直」ってヤツ、そのころはもっと別の役割があったのかな?
知ってる人、教えて頂けると有り難く。
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連休最終日にして、やっと多少達成感のある感じか。 兎にも角にも見えなかった地面が見え、 意外な広さが姿を現わしつつ…。
それにしてもほとんど家を出ていない連休が、 どうしてこんなに疲れるのか…。
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日直についてメッセージを頂きました。
>さすがに日直は知らないが.おそらく,尋常小学校の頃に御真影を夜間に守るために教職員が「宿直(日直)」=警備していたあたりから転じたのでは.もしかすると軍事教練あたりから,日直には当番兵(掛け声とか教師を呼びに行くとか)的役割が与えられていたのかも.
なるほど〜。 号令(起立!礼!着席!)と 先生のお手伝い(出席簿取りに行ったりプリント配ったり) というのは確かに日直の仕事でしたね。 その昔はもっと日直にはある種の権威が有ったのかもしれませんね。
今の日直さんは、朝3分間スピーチをしなきゃだとか、 学級会でみんなから感想を集めたりとか、 なんか企業の新人研修みたいになってるようだと聞きます。 人生うん十年目にして初めて疑問に思う日直という単語、 既に記号としてしか認識されていないんでしょうねぇ。
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