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2004年02月25日(水) 許せるものと許せないもの

もともと日本人は山を信仰対象にする民族のようなので、
祀らずにはいられなくても不思議ではないかと。

だから故に、寺でも神社でも総本と言ふ。

***

王の帰還、観てきた人が増えてきましたね。

なんか色々と原作とは違ってる…というお話を聞きましたが、
どうやら私、本当に原作でお腹いっぱいな人らしくて。

映画は映画で別物だと思ってる節があるみたいです。


もうあちこち説明不足な所はあるし、
端折りに端折ってる所はあるし、
原作ファンには許せないんじゃないかって意見もあるんですが、
私はもう、その辺は仕方ないんじゃないかと思ったりするわけです。

忠実にやったら時間が無いのよ。
全部説明してたらダラダラ長くなるのよ。
ホビット読んでない人が原作の一巻の最初で挫折していくような
そんな映画にはできないのよ。

だから原作を心の中で追いながら映画を補完しつつ観てしまうので、
どう端折ってても気にならないみたいね。


ただ、やっぱりゴクリがゴラムなのだけはどうしても納得できない。
「終らざりし物語」では本編ともシルマリリオンとも訳者が違うけど、
ゴクリはちゃんとゴクリだった。
やっぱり瀬田訳で育った(?)者としてはゴクリであって欲しいと思う。

馳夫がなんであっても構わない。
でも、ゴクリはゴクリだ。




ちなみに「終らざりし物語」を読むと、
ゴクリが一行と合流できたのが如何に奇跡的だったのかがわかります。
もうほとんど御都合主義の極みだったりするんですが、
こういう裏話がわかるのはやっぱり楽しいです。

***

う〜ん… KABA.ちゃんがdosの人だったとは…
気がつかなかったよ〜。

いや、べっくり!

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実は私も(も?)雑記は一言が一番好きです、錨様。
で、やっぱりフォームは上手く動きませんか?


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