ひとりアライグマ同盟バナ 朶話事 たわごと

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2004年01月30日(金) 「どこかで誰かが見ていてくれる」

昨夜(夜中)は足が攣りました。
冬場攣るのは私にしては珍しいです。

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今朝はちゃんと予定時刻に起きられたのに、
PC立ち上げて今日の予定見てみたら
定刻より20分も早く出かけないといけなかった事に気付きました。

結局余裕ゼロやん!

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青様の日記経由で、私もやってみました某性格テスト。

 私も「君臨型M」でしたよ!(自爆)

分析説明は微妙に違ってるような気はするけど、
「君臨型M」ってのはマンマだよ!(もう笑うっきゃない)

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本日読了の本

・福本清三・小田豊二(聞き書き)
 「どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役」集英社文庫

 斬られ斬られて43年、斬られ役一筋、とうとう映画「ラスト・サムライ」
 にも出演してしまった有名大部屋俳優福本清三氏へのインタビュー。

 私ね、時代劇は観ないんです。
 だからこの役者さんは見た事ないんです。
 でもこういう方が居られる…というのは噂だけ聞いてました。

 ひとつことを貫いて、その道のプロになる…というのは
 こういう事かと改めて思います。
 「情けない」「恥ずかしい」と言いつつ、
 本当に仕事にプライドを持っているんだなぁ…というのが、
 随所に現れています。
 映画(芝居)のみならず、何でも脇役が、汚れ役がしっかり固まってないと
 良いものは作れないのです。

 時代劇バブルの中で、そしてそのバブルが弾けた後も、
 ずっとそこに居続けた人だけが語れる時代劇の本質も覗けます。
 大スターの裏側…なんてのもちょっとだけ語られてます。


 東映の撮影所は行ったことがあります。
 この人の出身地の城崎にはこないだの夏行きました。
 お影で知っている地名、見た事のある風景がいくつもあって、
 時代劇は知らなくても読んでいて楽しいものでした。

 各章毎に往年のスターの名場面みたいな写真が載ってるんですが、
 斬られ役の人の写真はほとんどありません。
 やっぱりみんな見てるのはスターだからでしょうか。


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