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3日前に読了の本
・清水義範「日本語必笑講座」講談社文庫
日本語といえば清水義範です(言い切り) 相変わらずこの人の日本語考は面白いです。
この人の楽しいところは、日本語のオッカシイ使われ方を 品評会みたいに並べて見せてくれること。 時の総理大臣が「犬が西向きゃ尾は東」っていうのを、 どんな風に表現するかなんて、考えたことあります?
ちょっとでも物書きの真似事だけでもしていると、 小説とか時代劇独特のお約束な言い回しも、 気付かずに使ってしまってるんだなぁ…と気がついたりします。 今度からそれを意識して、ワザと外した書き方してみたらどうかな… などとちょっと考えてみたりして。
「あたたかい灯油」とか「放し飼い卵」とかな 勘違いな間違え日本語は、 遊びとして考えると結構面白いかもしれないです。 でも挙げてある実在する例文があまりに秀逸だから、 頭で考えてもセンスの良さでは負けそうかも。
藪医者が何故“藪”?という考察は、ちょっとへぇと思いました。 パタリロも雀医者と紐医者の説明はしてたけど、 肝心の藪医者の説明はしてくれてなかったからなぁ。
読書感想文必勝法ってのも載ってるんですが、 これ読んでもこの読書感想は上手くならないのは何故でしょう? この本が小説じゃないから…というのは、きっと言い訳ですね。
とにかく、何が… というのは置いといて、(置くな!) 清水義範はオモロイんです。 まず表紙の猫缶の情けな〜い猫の絵を見て笑ってから、 中身を読むべく手に取ってみて!
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隣街の商店街の一角に、かなり大きなイチョウの木(♂)があるんです。 それが毎年紅葉の季節になると黄色い炎のようなみごとな黄色に染まります。 昨日、家の近所の小さなイチョウの葉が良い感じに色付いてるのを見て、 今日はその隣街のイチョウを見てきたんですが、 まだ緑の方が多いマダラな上に、色付いた上の方の先端は黄色というより茶色。 既に枯れ落ちて枝がつんつん見える状態だったりするのでした。
今年はあの燃えるような黄色一色のイチョウは見られないのでしょうねぇ。 冷夏の影響とはいえ、いささか残念な今日でした。
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この間のTVチャンピオン“木のおもちゃ王”で優勝した 木工作家、清水郁太郎氏の作品がとても素敵でした。
四角い積み木のある面から別の面に向かって穴が開いていて、 その積み木を上手く組み合わせて積むことで積み木の中にできたトンネルに ビー玉を通して転がすことができる積み木とか、 UFO型のスタンドで、上げ下げするとピロピロとした旋律が響くのとか、 可愛くて暖かい素敵な木工工芸品ばかりなのでした。
この人の作品、もっと見てみたい、実物もあったら触ってみたいと 思ったのですが、工房が北海道は札幌なんですよ。 でも流石に、札幌までちょっとというわけにもいかなくて…。 検索とかもしてみたんですが、どこかに出品してるとかの情報もありません。
どなたかこの人の作品を扱っているお店、東京とか大阪とかでご存じの方、 いらっしゃったら情報教えて頂けませんか? 札幌以外には出てませんよ〜 というのでも結構です。
掲示板【ミルクの缶詰】でも書いてるので、 知ってる方はそちらででも教えてくださいませ〜。
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温泉様> お返事とアンケお送りしましま〜! お・お問合わせもお送りしましま〜(汗)
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