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2003年08月01日(金) 「上野介の忠臣蔵」

久々に朝型にしてみました。
5時起き。

この季節、どうやらこの時間が一番できるらしいです。

 +++

という訳で、

羊様>
 取り敢えず手をつけ始めました。
 まだ3kb。既にいやんな感じです(笑)

 続きはまた涼しい時に…。

***

いや、もう、マジですか!
ホンの半月前に1時間半以上掛ってたものが
気が付けば30分でできるようになってました。

センセ、私はあなたの言葉を信じていませんでしたよ。
ごめんなさい。
全面的に降伏して頑張ります!

やればできる…というのは、本当なのですね(今更)

***

いや、まぁ世間様というものをやっておりますと、
嫌でもやらねばならない当番の様なものが回って来るわけです。
予定を繰り合わせてでも、幾足りかの時間出向かねばならない訳ですが、
本日の担当の方々を前にして、思わず

 「お役目ご苦労様に存じます」

なんぞと言いそうになった自分が嫌でした。
いくら忠臣蔵を読んでるからってさ。

挙げ句多分日本語間違ってるし…ιιι

***

よっしゃぁ!
簡単なのは合格貰ったぜぃ!

後は本ちゃんのを頑張るのみだ!

***

本日読了の本

・清水義範「上野介の忠臣蔵」文藝春秋

 清水義範の本格的な小説を読むのは初めてである。
 挙げ句の果てにそもそも社会科がアレであるからして
 忠臣蔵なんぞに興味の欠けらも持った事は無く、
 これも読むのは全くの初めてである。

 で、この「上野介の忠臣蔵」は文字通り吉良上野介の側から見た
 忠臣蔵顛末記なのである。

 赤馬(普通の馬)に乗り領内を見てまわる気さくな殿様。
 赤穂の塩とはまた別物だった吉良饗場の塩。
 上野介の役目とその想い。
 「はじめてわかる国語」の中で書かれていた取材の結晶がここにある。

 忠臣蔵を見た事も読んで事も無い者が、最初に読む忠臣蔵が
 吉良側から描かれたもの…というのはどうなのであろうか?
 またひとつ、世間の感覚とズレてしまったのかもしれない。

 赤穂義士の忠臣蔵も、いつかは読んでみないといけないかなぁ…。

 清水義範の小説は判り易い。そして読み易い。
 時代小説というのがどうも馴染めないのは、
 その語り口や時代背景の説明がどうも判りにくいのがあるのだが、
 「上野介の忠臣蔵」はまるで児童書でも読むような気安さで、
 すんなりと頭に入り込んで来る。

 文章は判り易く書きたい…と「はじめてわかる国語」で書いていた
 作者の、これは確かに実践だと思えた。


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