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2003年07月28日(月) 「はじめてわかる国語」

い・胃が痛い…。
今日の問題はズタズタでした。
やっぱ数こなすっきゃないのねぇ…。

***

本日読了の本

・清水義範「はじめてわかる国語」講談社

 小中学校で習う教科シリーズ(勝手に命名)の国語である。

 結構ショックな本だ。
 どうやら日本語というものは、独特の性格を持っていて、
 過去色々な言語を取り入れ、崩壊と構築を繰り返してきたらしい。

 漢字には何故音と訓があるのか。
 漢音と呉音。
 空きカンと空き缶と空缶。
 愛してるとあいしてる。
 「大きい」はおおきいで、「王様」はおおさま?
 “生”が意味するのは何か。

 そしてそもそも漢字は外国語。

 ホンの僅かでも手慰みにでも文章を書く身として、
 こんな事も知らずに物書きしてて良いのか…と思ってしまう。
 日々使っている日本語が、こんなに難しいものだったとは…。

 という訳で、日常的な物ほど解ってない、
 判らないままに適当に使っているんだ、
 というのを改めて思い知らされるお話、テンコ盛りでした。

 そもそも、呉音なんて初めて聞いたよ。

  +++

 取り敢えず次は、高島俊男の「漢字と日本人」を読んでみよう。


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