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睡魔に勝てず、深夜のサザンを見逃してしまった…。
限定25万枚のシングルでいきなりランキングトップを取ったサザン、 でも来週は売り切れで一気に圏外なんだろうなぁ…とか思いつつ。
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本日読了の本
・戸梶圭太「牛乳アンタッチャブル」双葉社
雲印牛乳集団食中毒事件の裏舞台。
当然フィクションなのだけど、記憶にあるセリフとか微妙に 似ている名前とか出て来るので、かなりシュールである。
元々ネタ的にこの手のブラックなネタ転がしは好きなんだけれど、 ここまで徹底的に書かれてしまうと笑ってられなくなる。 フィクションの顔をしつつ、現実にもこんなもんなのかもしれない… という薄ら寒さが這い登って来る。
イラストとか写真とかが遊んでるだけにねぇ、 現実の恐さが引き立ってる気がするのは私だけか。
多分、痛快にすかっとさせる部分もあるのだろう。 けれど、何となく後味の悪い部分が僅かに勝っているような…。
背表紙の寒さが読後感をそのまま映している様な気がした。 面白かっただけに、怖い。
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葵祭りの神社“下鴨神社”、そこには糺の森<ただすのもり>という森がある。 広大な森の中には清らかな水が流れ、歩けばしんとした空気に包まれる。
しかしその広大に見える森も今は800年前の40分の1。 流れる清水も、40年近く前からもう自力では湧いていないのだという。 葵祭りの斎王代が禊をする池の水も、実は二基のポンプで 地下水脈を汲み上げているのだそうな。
葵祭りの象徴フタバアオイも死滅して久しいという。
京都は水どころが多い。 お酒、豆腐、茶の湯、染め物… 全て清水あってのものばかりだ。 水の枯渇した都で、それらはどうなってくのだろう?
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こちらこそリクずーっとお渡しできずに居てまふ〜 m(__)m>羊様
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