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2003年06月24日(火) 「放送禁止歌」

一つの芸術家や作品に対して、そこまで熱くなれる才能が、私には無い。
熱くなれる事を羨ましいと思いつつ、それはそれで身が持たないとも。

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段々スピードが上がっている。
うん。
慣れてきたかな。

これで少しは時間の有効利用ができると良いな。

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本日読了の本

・森 達也「放送禁止歌」光文社知恵の森文庫

 人生は一本の長い糸で、世界はその一本一本が絡まりあってできている。

 何本かが長きに渡って縒り合っている事もあれば、
 縦糸と横糸のように交わっている処もある。
 無数の糸が絡まり縺れ引っ張られぐちゃぐちゃなまま
 二度と解ける事がなくなってしまっている処もある。

 しかし、どれ程絡まり合おうと、どれ程縒り合わさっていようと、
 糸は糸であって、それらが溶けて融合する事は無い。
 接点はあろうとも、別の糸になる事はできない。


 放送禁止歌というのは、何かの規制によって公共の電波に
 乗せられる事がなくなっている歌である。
 ではその規制とは何か。
 その規制を作って管理しているのは誰か。
 何故その歌は、放送禁止歌なのか。


 人生は余りに一本過ぎて、その糸に交わらない事を余りに何も知らない。
 中途半端に知る事は、知らない事よりもっと罪になる事もあるけれど、
 全く知らないままに気付かぬまま共同の幻想の中に居る事は、
 もっともっと危うい。
 少なくとも自らが共同の幻想の中に居るのだ…という事だけでも
 認識して自覚する、それは絶対に必要なのだ。

 自覚をするのは覚悟をするのは大変だけれど、
 決して他と融合する事はできない糸だけれど、
 縒り合わなければ、絡まなければ、何一つ知る事はできない。

 幻想が幻想である事に気付く為に、今何ができるだろうか?

***

トップ、やっとこさ取り替えました。

ふぅ…。

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昨日はDNSの20回目の誕生日だったそうです。
今このネット生活の中で最もお世話になっているかもしれない
DNSの誕生日に乾杯!

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厚生労働省が公開した過労度自己診断チェックリストを載せたサイトが
アクセス殺到でパンクしたって。

過労度チェックが過労ダウンって、笑えないよね。


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