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2003年06月04日(水) 「龍の黙示録」

昨日読了の本

・篠田真由美「 龍の黙示録唯一の神の御名」祥伝社NONノベルス

 二千年を生きる人ならぬ者 龍緋比古のシリーズ第三弾。
 今回は龍の過去の話2つ。ローマ皇帝と聖徳太子。

 人ならぬ者は、しかし人に入れ込む事もある。
 その人の中にアノ御方の面影を見てしまうから。

 あの血をかすめ取ったモノはどこにでも居る故、
 シリーズとしての形が徐々に確立してきた様である。

 今回、透子がほとんど出てこないのがちょっと残念。
 まぁ、龍の昔語りになっているのだから仕方が無いのだけど。
 でもその分、ライラの透子に対する想いが印象的。
 人ならぬ者達の孤独はいかばかりか…。

 次作は現代東京が舞台とか。
 魑魅魍魎の跋扈する東京… 期待と不安を持ちつつ…。

***

カーストの恐ろしさをやっと認識しましたよ。
最高カーストは要求すらせずに、必要なものを攫っていくのだね。
要求をしているウチは、まだまだ最高カーストにはなれないんだ。

だって、ほとんど何ら感知する筋合いの無い筈の人間が、
気が付いたら自主的に提供してるんだもん、結構なモノをさ。
そしてそれを「ありがとう」の一言で攫っていくのが最高カースト。

しかし… そんなカースト様が周囲にゴロゴロしてるのって…。


まぁ、やり手婆ぁが嘆いても何だかなぁ…って感じだけどね…。

***

KRUちゃん>
 今頃気付いたよ「安倍生命」のCM(笑)
 しかし… 反魂5年プランて…(爆)


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